【2022年5月29日】
抗がん剤初回前夜、
ロラゼパム服用。
(抗不安薬・吐き気止めの効果あり)
何度も薬の説明書を確認して
ドキドキしながら飲んだ。
前夜からドキドキしてたら
体がもたないよね
治療を目前にして
不安と自分を鼓舞する気持ちを
行ったり来たり
ロラゼパムは副作用で眠気が出るから
おかげでよく眠れた
【2022年5月30日】
朝食後にロラゼパム服用。
眠気が出る薬のため車の運転は禁止だ
抗がん剤投与の日は夫が仕事を休んで
送迎してくれることになった。
迷惑をかけて申し訳ないなぁと思いつつ
とてもありがたかった
治療に向けて気合を入れるために
XのライブDVDを見ながら病院へ向かう。
タイトルは『爆発寸前GIG』
(知ってる人いるかなぁ)
気合だーーー🙅🙅🙅🙅🙅
8時半ごろ病院到着。
血液検査をして結果が出るまで
1時間ほど待つ間に
院内のコンビニで昼食を買い
体重&血圧測定を済ませる。
主治医の診察
血液検査の結果も問題なし。
外来化学療法室へ。
抗がん剤治療
外来化学療法室(ケモ室)は
広ーい部屋の真ん中に
スタッフステーションがあり
壁に沿ってカーテンで仕切られた
ベッドとリクライニングチェアが
20床ほど並んでいる
こんなにたくさんの人が
外来で治療をしているんだと
なんだか心強いような
不思議な気持ちになったよ
治療薬が届くまで約1時間。
シスプラチン投与時は腎障害予防のため
点滴や経口補液をして尿量を増やします。
手術の影響で尿意がないし
点滴しながら自己導尿するのは大変なので
尿道カテーテルを入れてもらった!
これでトイレのことは考えず
ベッドでゆっくり過ごせる
点滴ルート確保。
信じられないぐらいグリグリされて
めちゃくちゃ痛かった
こんなの初めて!
なんでも我慢するクセがある私は
痛いと言えなかった
初めての抗がん剤だったので
抗がん剤のルートはグリグリしないと
いけないのかと思った。
のちにそうではないことを知る
いよいよ治療開始だよ
点滴①デキサート、アロキシ
(制吐剤:吐き気・嘔吐予防)
点滴がスタートしたら経口補液開始!
シスプラチン(抗がん剤)投与終了までに
1000mlを目標に
OS-1やスポーツドリンクを飲む!
ひたすら飲む
すべての点滴が終わるまでに
合計1500mlの経口補液が目標だ。
抗がん剤投与60~90分前になり
看護師さんから指示が出たら
アプレピタント(制吐剤)を飲む。
点滴②補液(水分を補う)
点滴③硫酸マグネシウム
(マグネシウム補充、腎障害予防 )
点滴④KCL(カリウム補充)
点滴⑤マンニットール
(尿量を増やす、腎障害予防 )
点滴⑥シスプラチン(抗がん剤)
点滴⑦補液(水分を補う)
シスプラチン後の補液点滴中に
放射線治療を受けに行くよ
すべての点滴が終わるまでに
かかる時間は約4〜5時間。
昼食は片手で食べられて匂いが少ない
おにぎりとサンドイッチをチョイス。
昼食のタイミングは
シスプラチンが始まるまでに
食べ終わるように
看護師さんが声をかけてくれた
テレビもあったけど
点滴中は眠気が強くうとうと寝てしまった
眠気以外の体感はなし。
放射線治療
リニアック室は厳重な扉が印象的だ!
骨盤内照射のため着替えはなしで
衣服のトップスはみぞおちあたりまで上げ
ボトムスと下着は恥骨のあたりまで下げる。
ワンピースじゃないほうがいいね!
ベッドに横になり
予め付けていたマーカーに合わせて
2~3名の技師さんが確認しながら
細かく調整し体の位置を決める。
照射部はタオルで覆ってくれるよ✨
わずか5〜10分ぐらいの治療だけど
こんなにたくさんの人の目で
チェックするのかと少し緊張した
技師さんが退出し
スピーカーから治療開始の合図
一見全然動かなそうな
大きな装置だけど動く動く。
体の正面・側面(左右)・背面と
4方向から照射。
痛みや熱さなどの体感は全くない。
あっという間に終わった。
点滴と尿バッグをぶら下げた
点滴棒をゴロゴロ押して
会計に立ち寄りケモ室に戻る。
点滴が終わったら
尿道カテーテルを抜去し尿量を記録する。
尿量なんと3ℓ
体重測定し2㎏以上増えていると
利尿剤が追加になるが
プラス1㎏だったのでこのまま終了
点滴の針を抜いて
初日の治療は無事に終わった
特に体調の変化はなく
夫とうどんを食べて帰宅。
帰宅後もスポーツドリンクを1本飲んだ。
心臓がバクバクするのが気になったけと
この症状について
何も注意喚起がなかったので
特に心配していなかった。
しかーし!
のちにその症状は
不整脈などの可能性があると言われ
ドキッとした
そんなこととはつゆしらず。。
尿意がないので寝るまでは
2時間に1回トイレに行った。
トイレはフタを閉めて
水は2回流すことも忘れなかったよ
緊張したけど
長い一日が終わったことに
ただただ安堵した