なんと1週間も
ご無沙汰してしまいました
少し医学的な要素があるセミナーに参加して
なんだか難しくて頭パンパンでした
さて。
久しぶりですが
術後退院した日々の記録の続きです
【2022年5月8日】
退院してから食欲がなくて
ごはんが食べられなかったり
夜中に救急車を呼ぶか迷うほどの
激痛に襲われたりもして、
その一方で、美容室に行って
日常が戻ってきたと感じたり
体調の波を感じる1週間で
自分でもよくわからない日々
そんな中で母の一周忌を迎えました。
予定どおり参加できることに
本当にほっとしました。
余談だけど
私の実家がお世話になっている
お寺の住職は、
なんと高校のときの
英語(たしか🤣)の先生!
先生がご実家を継いで
ご住職になってから
かなりの年数が経ちます。
そんな背景があって
ご住職とは少し話しやすかったので
ひとつお願いごとをしていました。
法事の約1時間
背もたれがないイスに座って
姿勢を保てるか不安だった私
お寺のイスはこんなの↓
うっかりひっくり返ったりして
迷惑をかけないように、
パイプイスなどの
背もたれがあるイスを
お借りしたいと事前に伝えていました。
いざ本堂に入ると
私の目に飛び込んできた1脚のイス
それは・・・
体をすっぽり包み込む
キャンピング用のハンモックチェア
こんな感じの
いっちばん立ち上がりにくいやつ
開腹手術をしたことがある人なら
きっとわかってくれるはず
思わず夫と目を合わせる私
腰が深く沈んでしまうと
立ち上がりにくいことを
夫もよくわかっています。
ソファーや夫のセダンの車も
少し不便に感じる当時の私の体。
これならいつものイスのほうが
よかったんじゃ…と
一瞬そんな思いがよぎる
いやいやご住職のご厚意だ。
ありがたく座ろう
あかん。
これ絶対立てないやつ
しかも礼服でハンモックチェアって
シュールすぎるよね
ちょっと想像してみて?
もうお経も全然集中できないよ
おかんごめん
上の空のまま時間が過ぎ
とうとう焼香だ
まずは喪主の姉から。
少しずつ体を起こし
立ち上がる準備に入るも、
腕の力を使って立ち上がる今の私には
この軽いチェアだととっても不安定
手を貸してくれる夫。
それを見て
「はるか、そんなにつらいのか」と
心配そうな姉と義兄
ちがう、そうじゃない
すべてはこのイスのせいだ
一瞬イスが浮きそうになるも
なんとか持ちこたえて立てた
今日のハイライトだ
おかん、ほんとごめん
おかんそっちのけの
法事になってしまった。
でもきっと母は笑っているだろう。
なぜなら母は住職のお経をマネして
「サンバラサンバラ 」
なんてやって笑わせてみたり
おもしろい人だったから
私と姉は母がマネするサンバラを見たとき
そんなお経あったかなぁ?と思ってたけど
いつだかの法事で住職が
サンバラサンバラ~とお経を読んだとき
姉と思わず顔を見合わせ
肩を震わせ笑いをこらえたことがある
おかんがしてた住職のマネ
大げさじゃなくて本当だったわー
今でも目に浮かぶおかんのサンバラ
母は私の中に生きているのだ
たまには夢に出てきてよね!