子宮頸がんの手術入院の記事の続き
時間が空きすぎましたー
これから抗がん剤&放射線治療のことや
長期入院した腸閉塞のことも書くのに
一体いつになったら書き終わるの
そう思いながらも
自分の経験を書き出すことで昇華したくて
くわしく書いてしまうのです
よーし!
サクサクいこう!(ほんとに?)
【2022年4月25日】
術後7日目。
ドレーンを抜去し、身軽になった私。
自己導尿に必要な物品が届いたとのことで
ついに自己導尿の訓練が始まった。
まずは病室で自己導尿の方法を
口頭でレクチャーされた。
ちなみに私は6人部屋。
余談だけど
私がお世話になっている病院の
婦人科は個室がひとつしかない。
2人部屋もひとつだけ。
しかもトイレはなさそうだ
それなのに
個室のお値段なんと19,800円から23,100円。
(婦人科の個室がいくらかは不明)
お値段以上…とはいかなそうだ
さて。
病室の大部屋にプライベートは皆無だ
驚くほど皆無。
こんなに全部筒抜けなんて
びっくりだけど仕方ない。
「じゃあトイレに行ってみましょう」
と看護師さん。
ん?
新人さんが2人ついてきた
なんだかイヤな予感。
「勉強のために
新人も一緒にいいですか?」って
時は4月
新人さんが入ったばかり。
誰にでも初めてのときはあるし
患者相手の仕事だから実践あるのみなのは
もちろん理解している。
でも正直なところ
2人一緒はイヤだったな
指導する看護師さん含めると
3対1だ。
ただでさえ不安だし恥ずかしいのに
圧がすごい
同席する新人さんも気まずそうに
身の置き場がなさそうな顔をしていた。
先輩看護師さんが席を外したときに
「見られるのイヤですよね。
すみません」って。
「大丈夫です」とは
言ってあげられなかった。
余裕がなくて心が狭い私
でも断ることもできなくて
訓練スタート。
トイレのゴミ箱を便器の前に移動したら
その上に鏡を置いて
(ちょっと抵抗あったけど)
尿カテーテルと
保存液 グリセリンBC液ヨシダ
清浄綿を用意
尿カテーテルのキャップも少し緩めておく
石鹸で手を洗う
下着を下げて鏡に自分の尿道口を映す
片手で陰唇を広げたまま
もう一方の手で清浄綿を使い尿道口と
周囲を拭く
陰唇を広げている手は
このまま離さずにキープ!
清浄綿で拭いたら
尿カテーテルを尿道口に挿入する
切実にもうひとつ手がほしい
尿道口まであと少しのところで
少し横のところをカテーテルで
ツンと触れてしまった
これで今までの工程は台無し。
石鹸で手を洗うところから
やり直しーーー
キビシー
再チャレンジ!
次はうまくいった
まだまだ続くよ!
カテーテルを持った手と反対の手で
キャップを外すと尿が出てくるので
それを計量コップでキャッチする
尿量を覚えたら尿と計量コップを捨てて
カテーテルを水洗いして保存容器に戻す
これでやっと終わり
緊張してるし汗だくだし
めっちゃ疲れた
この手技を自分でできるようになるまで
看護師さんに見てもらいながら
自己導尿しなくてはいけない。
つらい
早くひとりでできるようにならなければ
一滴も出ないおしっこと自己導尿、
頭の中はおしっこのことでいっぱいだった