2023年6月の振り返りです指差し


クローバーこれまでの経緯

2022年4月 広汎子宮全摘・リンパ節郭清

5月末~7月 抗がん剤・放射線治療


2022年に受けた放射線治療が原因で 

多発腸管狭窄・腸閉塞になり小腸切除、バイパス術


2023年4月放射線性直腸炎と診断

6月〜高圧酸素療法

5月、6月リンパ浮腫日帰りLVA手術




前回の続きです。

 

 

タンクの中に入れられて

重い扉がガシャンと閉められると

 

ここから自力では出られない怖さが

一瞬、頭をよぎりました。

 


そして

狭い空間に閉じ込められることは

息苦しい感じがするんじゃないかなと

心配していましたが

 

画像とようにタンクを覆う部分は

透明な素材でできているので

圧迫感は全然なくてほっとしました。


ちなみに装置の中と外は

マイクとスピーカーがあるので

通話ができるようになっています

 

治療中は心電図や血圧計などの

モニターもついてるし、

技師さんがずっと

つきっきりなので安心です

 

 

装置の外で

技師さんが通話用の受話器を

手に取りました。


「森さん、これから治療を始めていきます。

15分ぐらいかけて気圧を上げていくので

耳抜きをお願いします。」

 

「わかりました。よろしくお願いします」

 

 

小さなブザーの音が鳴ると

タンク内は風のような音がしてきました。

 

音が徐々に大きくなり

その音は例えるなら…

 

新幹線に乗ってるときに

トンネル内を走行しているときのような

 

台風ですごい強風の日に

窓際に耳をつけているような

なかなかの轟音ですピリピリ

 

おーーー!すっごポーン

 

しかし、驚いてばかりはいられません。

 


気圧の変化によって

頻回な耳抜きを迫られますアセアセ


ちなみに

急な気圧の変化を一番身近に感じるのは

車で山道を登ってるときとかですかね?

 

耳がキーンとなるのを

唾を飲み込んだり

大きくあくびをしたりして

耳抜きをすると思います。

 

 

私の記憶をたどると…

 

気圧を上げたり下げたりするときは

数十秒に一回ぐらいの間隔で

頻回に耳抜きするんですびっくり

 

たしかにこれは耳抜きができないと

治療は受けられないなぁと納得。

 

こんなに耳抜きするのは

初めてのことなので

必死になって耳抜きをすること15分。

(治療室に壁時計があって

しょっちゅうチラ見してました笑)

 


技師さんから案内がありました。


「森さん、耳は痛くないですか?

2気圧まで上がったので

ここから1時間は楽にしていてください」

 

それを聞いて

ようやくほっと一息つきましたダッシュ


ここからは耳抜きなしで

リラックスモード。


 

ちなみに2気圧とは

海で10m潜ったときと同じ圧力だそうです。


ダイビングする人とかは

この感覚わかるのかな?

 

私は完全にインドア派です笑

 


耳抜きが終わると

やっぱり気になるのは轟音ですピリピリ

 

音がすごすぎて

ちっとも眠れません真顔


眠れないまま1時間、暇すぎる。


風のような音を

ひたすらじっと聞いていました。



すると発見が!

 

何種類もの風の音というか

音に厚みがありましたニヤニヤ

 

聴いてるうちに

高い音がピロピロと

ギターソロみたいに聴こえたりして笑

 

幾重にもいろんな音が聞こえました。

 

そうこうしているうちに

ようやく1時間経ったー!


長い!本当に長かった真顔

 

 

またまた技師さんから案内が入りました。

 

「森さん、体調はお変わりないですか?

これから減圧していくので

また耳抜きをお願いします」

 

ここから10分~15分かけて減圧。

 

開始時より

ほんの少しだけ耳抜きに慣れたみたいOK

 

 

治療後は再び

医師に体調確認をしてもらい

無事初回の治療を終えました花

 

 


昨年の今ごろ。


この治療をしていたころは

治療内容について

くわしく書いたことはなかったので


記憶に残っているうちに

書けてよかったですキラキラ