夫は煙になって

 

雲になって

 

雨になって

 

土に落ちて

 

木が吸って

 

空気になって

 

地球の一部になってしまった。

 

 

夫の事を覚えている人がどうか、健康でありますように。

 

 

明日目が覚めたら、夫がいたらいいのになー

 

(それはもはや幻覚)

 

 

遺品を整理していると、昔の記録がたくさん出てくるんですよね。

 

年齢を見ると、数年前なのに若いなーと感じたり。

 

結婚して1年目で闘病生活に入っているのでそりゃー若いですよね。

 

 

同じ時間を共に過ごしてきたはずなのに

 

あんまり思い出せなくて それでいて その時はすごく時間の流れがゆっくりで

 

今思い返せば とっても早い感じもして

 

 

人間の脳ってのは、本当に 都合よく できてるもんだなーと思いました。

 

この辛い感じは日薬が治してくれるんだろうと思っていますが

【夫がいないんだ】という感覚にはまだ馴染めない今日この頃です。

 

 

 

とりあえず、夫は長期出張に行っているという事にしておこう。

 

 

我ながら妙案だなー

@anz