父の住む「サービス付き高齢者向け住宅」へ、今日は行ってきました。

父がそこにお世話になって、一年が経ちました。

 

高齢者用の施設やマンション、色々な種類がありますが、両親の今後をどうすべきか?一生懸命考え、調べて、たどり着いたのが、この「サービス付き高齢者向け住宅」でした。

父は、介護は不要で、身の回りの事は全て一人でできますから、「介護施設」に入る必要がありませんでした。

でも、母が居ない独り暮らしのサポートは、娘たちだけでは限界が来るのが目に見えていました。

 

イメージとしては、1階に食堂が付いた、マンションという感じ。

室内に、バス・トイレ、洗面化粧台、洗濯機置き場とベランダ、一般的なワンルームマンションと似ています。

当時、娘も自立していて、間取りも設備も、とても感じが似ていて、びっくりしました。

 

父の施設は、サービススタッフが沢山いて、すっかり父は人気者。

自宅で使っていた、馴染みの家具や家電、パソコンでさえも持ち込んでいます。

今は、同年代の皆さんと、わいわい楽しく、張り切って生活しています。

 

そこでの生活は、毎朝ラジオ体操が行われます。

時々お医者さんの往診があり、食堂では趣味の教室(書道やカラオケ)もあります。

ヘアーカットも定期的に受けられます。

週に2回掃除もしてくれ、床や風呂掃除、ベッドのシーツ交換もしてくれるんです。

本当に有難いことで、子供としては大変助かります。(なんか、変な響きですが)

 

どんなにお高い家賃と利用料か?と思いきや、独り暮らしにかかる全生活費総計と、それほど変わらないと思います。

入居費用(敷金等)がゼロ円という施設が、調べればありますよ。

イメージが覆されるはず。

 

両親のお陰で、大変、この系統の事は詳しくなりました。

自分達の将来も見通しました。

二人で百歳までこうした施設にお世話になるなら、幾ら費用が必要なのか、もう試算済で、準備完了です。

 

入るタイミングは、どちらかが「食事・料理・掃除」ができなくなったら、入ろうと決めています。

順番が回ってくるのに待つことになるので、ある程度の年齢になったら、申しこもうと思っています。

 

姑もちなみに、同じサービス付き高齢者向け住宅で暮らしています。

彼女は料理はできるけど、作りすぎたり、焦がしたり、買ってきた食材の管理ができなくなってしまいました。

食事はできるけど、バランスが悪く、適当な食べ方で胃腸を壊し、入院することとなったり。

片付けだけは、全然できなくて、本当に(嫁の私が)大変でした。

そんなわけで、入るべきタイミングを「食事・料理・掃除」と、私は心積りしています。

今は、姑は、近隣のサービス付きマンションで、楽しく健康的に暮らしてくれています。

 

ですが、理想は、一生、自立して「料理も食事も片付けも」できることです。

その為に、健康管理と運動を、夫婦で頑張っています。