1人の夜

観てもいないテレビをつけて

1人ノンアルコール

いつの間にか

居眠りしてた



画面に向かう

また目を閉じてた

寝よ

眠い

寝よ


深夜2時


テレビを消してようやく立ち上がる

急に寂しさ

思い出すように

不安

込み上げてくる


時計のカチカチという音が

呪文のように聞こえる


それは

きっと


深夜2時のお化けの仕業