久しぶりに漫画を買いました。
「おやすみプンプン」というタイトルの漫画です。
作者さんが浅野いにおさんというソラニンを書いていた人で、青春漫画をよく書く人なのかなぁと思っていたのですが、この作品を読んで一筋縄ではないいかない作品を書く人なのだなーと思いました。


なんか、普通にキラキラしてる漫画じゃないです。むしろすごくどんよりしてます。内容的にちょっと大人向けかも。
それとまともな登場人物の方が少ないような気がします。


下は完全なるネタバレ

プンプンってこんな感じの見た目
rakugaki:01


iPhoneで書きました

内容は、プンプンという鳥のような見た目をした、でもなぜか周りからは人間として扱われている、ごく一般(ではないと私は思うが)少年が複雑な家庭環境を抱えながらも、恋愛、友人達との関わり、性欲、そして自分という存在への追求を描いて行く漫画です。
父親がプンプンが小学生の時にニートになり、その後母親は父親との喧嘩で怪我で入院。しばらくは叔父さんとの二人暮らしをするが色々精神に悪影響を与えられる。母親は怪我が治り帰ってくるがもともと滅茶苦茶な人物で愛されてない。
初恋の女の子は「約束破ったら殺す」とか、色々とヤンデレな娘で、でもプンプンは中学卒業までその子の事が好きで苦悩しまくり。
その後叔父との彼女とも一緒に暮らす事になり、四人で幸せな生活を送るしかし叔父が別の女と不倫してしまったことが原因で、叔父の彼女は悩んでしまう。そのおかげでプンプンは童貞卒業できるのだが、彼女は叔父を一生愛する事を決め、入籍してしまった。
プンプンは二人の新婚旅行のお土産をもらうが、やり場のない怒りを感じ、壊してしまう。

五巻まで読みましたが簡単に説明するとこんな感じ。
でも、小学校時代の友達とのお話や、中学の時に部活の優しい素敵な先輩が初恋の女の子と付き合ってしまい、プンプンが苦悩してしまう話があったり、色々なお話があります。

今書いた事はこの漫画のたった30%ぐらいです。考えさせられる話ばかりです。


私は重い話好きなので、買って良かったなーと思いました。買う前はもっと明るい話で、良い言葉がたくさん書いてあるんだろうなーと思ってましたが、ちょっと違いました。でも暗い方で良かったかも。

10巻まで出てるそうなので時間あったら買おうと思います。