坂の上の雲ミュージアム


2階のエントランスには、一般的な美術館と同じように売店があり、館内展示物のカタログや様々なグッズ、土産物の類いが売られている。


売店コーナーの奥には返却式のロッカーがあり、百円を投入して荷物を入れて施錠し身軽になってから館内を観て回ることが出来る。


坂の上の雲の作者である司馬遼太郎の作品図書スペースには、他にも様々な本や辞書が並べられていて、奥の方にはインターネットに接続可能なパソコンも置かれていた。


図書スペースの入口の方には、建物の設計者である建築家の安藤忠雄の資料が展示されていた。






萬翠荘への園路を経由して坂道でアプローチする

2階、3階から萬翠荘を臨む

 →萬翠荘に臨む(対面する)or萬翠荘を望む(眺望する)


傾斜地を生かす(活かす)




赤い部分は多分、駐車スペース

※真ん中あたりに駐車場と印刷された文字も

(右側には、1案と書き丸囲みした手書き文字が)



配置計画


敷地は松山市の中心部に位置し、萬翠荘(愛媛県郷土美術館)、愚陀佛庵、市街地、緑豊かな城山に囲まれている。配置計画においては市街地の人々と城山の自然・文化・歴史を繋ぐものとしてのあり方が重要になる。 本計画では、基本平面を正三形としている。この場合、一般的な四角形平面と比べ、市街地から城山に向かう視界を大きくとることができ、市街地と城山を視覚的により強く結びつけることができる。 また正三角形の2辺は城山の裾線、尾根線と重なり 建物内部ではその2辺によって切り取られた城山を借景とする眺望が確保される。松山城、萬翠荘、愚陀沸庵はこの風景の中に全て納まり、建物は人々と城山の自然・文化・歴史をつなぐ装置として働く。




眺望に関する概要



動線計画(外部)


国道11号線始いの中高麗オフィスビルの裏に位置する敷地へは、塩員8.0mの道路のみからのアプローチとなる。来館者・電員・出入の動線を全て1階前面道路から導いた場合 電部分は愛出入のための荷解き所、収庭スペースのために大きなスペースが必要となるため、来館者用エントランスを十部に確保できない。 本計画では、職員・出入車両は前面道路から1階へ、来館者は前面道路を抜け、高翠への経路を通り2階へアプローチする。来館者用エントランスを2階とすることで上記の問題は解消される。さらに高見在へ続く自然豊かな経路を歩くことで、来館者は市街地の宣騒から切り整され、落ち着いた気持ちで館内へ入ることができる。 ※前面道路からエントランスまでの経路は全て斜路でつながっているので、重橋子でのアプローチも可能である。また、雨天時等は、職員入口横に設けられた車スペースを利用し、職員入口から館内エレベーターを使用して2階エントランスホールへ行くことができる。


安藤忠雄建築研究所


竹中工務店

三和ダイヤ工業

ダイイチマリン

一橋電機水道




カーテンウォール






坂の上の雲ミュージアム