禅宗(黄檗宗)
日限地蔵尊、一願浄心 不動明王
日限地蔵(ひぎりじぞう)
1781年の建像。お釈迦様の付託を受け釈迦入滅後、弥勒仏が出生するまでの間、無佛の世界に住して、六道(地獄 餓鬼 畜生 修羅 人間 天道)の衆生を化導すると言う佛様。
信仰すれば、女人泰産 身体安全 諸病平癒 寿命長達 聡明知恵 財宝充満等の福徳を授かる御利益が頂けます。
又このお地蔵様は、日限を切って毎日おいのりすることにより諸願成就すると言う大変あらたかなお地蔵様でありまして不動尊と共に今までに多くの奇蹟や体験を与えておられます。
おまいりの作法としましては、
御真言数回、般若心経等をお唱えください。
一願浄心不動明王縁起
お不動様は、一願浄心不動明王と称名され、元禄4年(1691年)、息災祈願を修法する不動法の聖場として、この地に鎮座されました。
又不動明王は一切の悪魔を降伏するため忿怒の相を現わし、色黒く眼を怒らし、両牙を咬み右手に降魔の剣、左手に縛の索を持って常に火生三昧に住して、衆生を接化される方であります。
両脇の二童子は左が矜羯羅童子、右が制吒迦童子と申され、お不動様にお仕えする八大童子の中のお二方であります。
この不動明王は大変霊験あらたかでありまして、商売繁盛 病気平癒 身体強健 その他 お子様の学問向上 御家族の家内安全 家族円満 各家の御先祖霊供養 因縁消滅等々色々おききとり祈願成就を授けております。
おまいりの作法としましては、
心をいつも清浄に美しく正しく保って御真言数回 御真言数回 般若心経をお唱えになり足しげくおまいりすることが肝要です。
毎日二十八日の御縁日は御祈願成就の為の護摩奉焚供養会を厳修しております。
四衆接化(ししゅせっけ)
比丘(男性僧侶) 比丘尼(女性僧侶) 優婆塞(男性信者) 優婆夷(女性信者)が共に手を取り合い教団を支えていくこと。
縁起では、衆生接化(しゅじょう)
生命ある全てのものが共に生きて祈願成就をしていくこと。
仏教の祈願成就は成仏。
生前に禅定(涅槃の境地)へ至ること。
-2023/10/28-
どうやら、愛媛県新居浜市の別子銅山を住友家が買い取って銅山開発を始めた年らしい。
住友林業の創業年であり、住友グループ全体として関連事業を興すことで発展を続けることになる礎となった年だったようだ。
西海寺との関わりは分からないが、何らかの関わりがあっても不思議ではない。
-おわり-