旧 和歌山県会議事堂 重要文化財  根来市



日本の現存最古の木製議事堂
格式高い'折り上げ格天井'
(おりあげごうてんじょう)



元々は和歌山城の向かいにありJAが買い上げ移築していたことから戦災を免れたそう。
※和歌山城(旧 国宝)は戦火で焼失した

根来寺(山号 一乗山)の境内に移築された。
※一乗閣と称された

現在地への移築は最近だがガラス以外は殆どが元々の材料を使っているとのこと。
※一部は現代化している様子

結露対策の新聞紙が窓に敷かれていた。





議場は壁のない土間廊下で囲まれ玄関口で下足を脱いで出入りする為、使い勝手は悪い。
※特に冬場は温風の吹き出し口が騒音となる為に催しの際は温めてから開場しているそう。

食堂の椅子は脚の低い座椅子になっている。
カーテンは錦を織り込んだような豪華なもの。



1944年に夏目漱石が講演している。
漱石が朝日新聞に在籍していた時らしい。

夏目漱石は若くして亡くなっているが奇しくも根来寺を開いた興教大師覚鑁(かくばん)上人も同じ年齢で生涯を閉じたと言う。

 -交流会-

総数43名での交流会'岩出山・紀の川コース'は、根来鉄砲隊の方をガイドにお迎えし素晴らしく充実した時間を共にすることが出来ました。

普段は向き合うことのない会員同士の会話は、機知に富み新たな発見と新たな疑問に巡り合う尽きることのない濃密な時間を汲み取るような実に不思議な空間が広がっていました。

多くの資料に触れ、仮説が確信に変わるだけの事実を拾い集めることが出来ました。

少しずつ組み合わせて行こうと思います。

 参照
Wikipedia
カシオ電子辞書