あの惨劇がクライストチャーチで起こって1週間。
本気で涙したNZ人や日本人もいると思う。
でも、悲しいニュースだけでないことを知ってほしいので、
今日のブログには「NZ人の暖かさ」について書いてみます。
まず、事件翌日、小学校から保護者宛にメールがまわった。
それは、事件でストレスを感じている人のためのカウンセリングあります、
という内容だった。
ここロトルアは、CHCHから遠い。
互いが所在する島が違い、飛行機なら1時間程度の距離。
でも、当地に親戚が居たり、旅行したことがある人はいる。
なので、こういったオファーはとても大切。
その後少しして、小学校からまたメールが来た。
内容は、在籍するイスラム教徒の児童への、
(人種や宗教の違う)保護者からのサポートの申し出、
そして、学校募金の呼びかけ。
募金の日は、彼らのことを考えているよ、
という意思を見せるために、マフティ・デーにする、というもの。
これは、制服の代わりに、
普段着を着て登校する、というもの。
決められたカラーのシャツなどを着たり、
全く自由だったりと、その都度違うのだけど、
今回は、明るい色で!だった
そしてゴールドコイン(1か2ドル)を寄付する。
一番感動したのは、ロトルアに限らず、
ニュージーランド中で、イスラム教徒のために、
集まって追悼したり、話を聞くなど、
思いを寄せる会が自発的に開かれている、ということ
純粋なニュージーランド人、と定義するのは難しい。
なぜなら先住民族のマオリの人も含め、
みんな外部から来た人たちだから。
人種や出身地の偏りはある。
でも大きな枠で考えると、住んでいる人がみんなニュージー人、
という感じがする。
We are one!(私たちは1つだ)
とNZ首相が言ったように・・・。
互いを受け入れ、尊重し合い、
いざこざを嫌うのがニュージーランド人です。
ピンとこない方は、
一度NZへいらっしゃると理解できると思います。
心が落ち着く風景。
世界一の星空で有名なテカポです
ここはクライストチャーチからそう遠くない場所にあります。
そして、私が住むロトルアの神秘の湖・タラウェラ湖。
こういう自然に囲まれた場所で生活していると、
心がきれいになる、と私は信じているし、
NZ人は本当にそんな人たちだと思います:)
私のウェブサイトではロトルアの自然写真を載せています。
よかったらご覧になってくださいね↑