5つ上の姉から電話があったのは一昨日…。
用件を掲載可能な限り要約すると…
単身赴任中の兄の行動が信じられないと。
事情を細かく聞くと
「まぁそりゃそーだわな、姉ちゃんの立場を何も考えてないよね。あなたが怒るのはよくわかるよ。おれから電話して話してみるよ」と。
7つ上の兄に電話したのが昨晩21時くらい。
長年単身赴任してて昨年病気して(本人は大した事ないと言っている)入院手術したのもあり、ボクとしてはやはり身体の事を気遣ってしまうんですね。
「もしもーし…今、電話いい?コレコレシカジカ…ウンヌンカンヌン…らしいじゃない?」
「おー!もうそっちに情報いったか!ゴールデンウィークにそっち帰って話そうと思ってたんよーこっちの叔父や叔母にはもう報告済みでな!」
……おぃおぃ…💧
しかし兄の元気な声聞くとあーだこーだ言えなくなるのもボクの悪いクセで。
精々、
「それって会社の立場的には大丈夫なん?」とか
「術後、身体の調子はどーよ?」とか
「あなたももうお母さんが逝った歳なんやけ、身体だけは気をつけりぃね」とか…
そんな事しか言えん。
昔から天才の兄と過剰な努力家にしてしっかり者の姉から歳が離れて育った何もかもソコソコの弟として育ったので学生の頃は兄や姉のトップクラスの成績と文武両道に入る隙もなく、大人になれば実家からとっくに社会的に自立した兄と姉
を眺めてたのでお互い社会に出て30年前後経とうとする辺りで性格の違うふたりはよくすれ違う。
苦言やグチを言わない不言実行型の美学の兄の事は尊敬してるからボクもそうしてますし、公私共々姉には何から何まで世話になってる訳ですが、
まぁ…
…確かに…
にぃちゃんならそーするよなぁ……
ねぇちゃんはそーゆーの嫌いだよなぁ……
でも兄と話しててふと思ったんですね。
この人達がどんだけ優秀でおれなんかより経済的にも優れていても、いつかはおれがこの人達を見送らないといけないんだよな…。
ボクは長生きがしたい。
両親が長く生きれなかったのもあるけどこの世界に未練タラタラです。
しぬのも怖いし、やりたい事もまだまだある。
数年前に一度アタマおかしくなってしのうとした事はありましたが、そん時以外は可能な限りいつまでもこの世にいたいと思うのです。
生まれた頃から今に至るまでボクのまわりは歳上の方ばかりで、ボクが長生きする頃にはもうみんな居ないのかもしれません。
その頃のボクは身体も動かなくなって家から一歩も出れなくてたまに若い人と接すると疎まれながら鼻詰まれたりしながら、旅立つその日を怯えながら、それでも進みゆく文明を見てみたい。
今、母ちゃんにYouTube見せてやりたかったし父ちゃんにスマホ触らせてやりたかった。
たまに長崎に連れてって写ルンですじゃ撮れないぐらいの桜の写真撮ってやりたいし、タッチ決済で便利に買い物させてやりたい。「おれがチャージしとくからあんま使い過ぎんよーにね」つって。病院に連れてった帰りにオープンテラスのスタバで一緒に寛いでみたかった。
……悲しいけど、いつか人はいなくなる事をおれはよく知ってる。
それがどんな意味でどんな色なのかも…。
そして、身体はなくても人の記憶に生き続け託されて生きていく事も。
巷ではあちらの世界での再会だの「今こっちを見てる」だの、よく世話の焼ける連中がおれには見えないあっちの世界事情まで話してくれるが残念ながらおれにはその類いはわからない。
でも、どーやら栄光のもとに旅立たれる方々からおれは何かしら託して頂けるらしい。運がいいしそんなに嬉しく誇らしい事はない。上手に生きれてないけど。
おれが誰かに託す事が出来るのかと思うとスゴく怖いけど今はまだこの世から居なくなる事の方が怖い。
だから、多少ビシッと言わなきゃなんなくても優しくしてしまうし可能なら肩を貸してしまう。
ビッとせないかんね。
これじゃ先に旅立った方々に示しがつかんね。