文章が書きたい!

文章が書きたい!

メールでも企画書でもチャットでも、何か文章を書いた時、
「この文章で伝わるか?」「もっと言い回しを変えてみるか?」「この言葉の使い方はあってるのか?」と考える。
そんな、文章を考察している時がもっとも幸せと感じる男が、
文章を書く仕事に就く夢を目指す物語。

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久々にマンガ1巻直感買いをしました。


本屋さんのコミックコーナーで、まずは背表紙を眺めてブラブラと徘徊。
気になった物があったら棚から出して手にとってみて表紙を拝見。
この時点で気に入れば購入確定、気に入らなければ次のフェーズ。
今度は裏返して「あらすじ」を拝見。気に入れば購入、気に入らなければ棚に戻す。


出来れば「あらすじ」すら知らない状態で読みはじめたいので、
表紙の時点で1回目の買うか買わないかの判断をしてます。
表紙で気に入ったものは、あらすじは読みません。


こんな感じで30分。
手にはドッサリ「1巻」が13冊。


■ 聲の形
■ ひとりぼっちの地球侵略
■ 燐寸少女
■ オーバーロード
■ 魔法使いの嫁
■ シオリ エクスペリエンス
■ 彼女はろくろ首
■ アポカリプスの砦
■ GREEN WORLDZ
■ トモダチゲーム
■ バーサスアース
■ アビス
■ 天空侵犯


この中でいくつが、「2巻」以降を欲しくなるのかな。

長い休みを利用して、実家に帰っていました。

もうかれこれ、3~4年ぶりの帰郷です。


新幹線で2時間半ほどの道のり。

予約した窓側の席で、ひさびさに座る懐かしい椅子の感触に若干緊張しながら、

窓の外を流れる景色を眺めていました。


そこで僕は、ある景色に心を奪われました。

それは、緑豊かな山肌でもなく、一面に広がる田畑でもなく、

ただズラリと立ち並んだ民家でした。


ものすごい数の家が建ち並ぶ光景を見て、明かりのついたたくさんの窓を見て、

心に浮かんだバカみたいなひとつの考え。


「あの家ひとつひとつに、何人もの人生があるんだよな……」


生まれて育って死ぬまでの、その人が主人公の、その人だけの物語。

何百何千という種類の物語が、この窓から見えるその景色に詰まってる。

数え切れないほどの物語が、今この時も動いてる。

どれひとつとして同じものなんて存在しない。

この世で、唯一無二の物語。


そしてそれは、自分だって同じなんだ。

自分の人生は自分だけの物語。

他の誰も、同じ体験をする事なんてできない。

他の誰も、同じ考えを持つ事は無い。

断片的に共通の見識を持つ者は居ても、全てが同じ思考な人間なんて居ない。

だとしたら……僕が考える空想上の物語も、僕が書く文章も、僕だけが作り出せるものだ。

それが良いモノなのか悪いモノなのか、広く認められるモノなのかそうでないモノなのか、

その違いはあるけれど、唯一無二である事に変わりはない。


だから自分に自信を持とう。

自分だけが体験してきた事、そして自分だけが作り出せるものに誇りを持とう。


新幹線の窓をボーっと眺めていながら、そんな考えが浮かびました。


たぶん、僕はすごくネガティブな人間なんだと思います。

自分に自信が無いから、不安があるから、臆病だから、

こうしてポジティブな考えを無理矢理浮かべて、自身を鼓舞しようとしているのかもしれません。

だけど、こうして自己暗示を続ければ、それがいつか本当の自信に繋がる。

そうなれば、儲けものです。

自己暗示に、コストはかかりませんからね!


これからも、自己暗示は止めません。

自信を持って言っていきましょう、「自分は、この世界で唯一無二の存在だ!」。

「予想を裏切り、期待に応える」。


三谷幸喜さんの座右の銘。

この言葉が、自分が一番目指したいと思う作品の形。

学生の頃にこの言葉を聞いてから、ずっとずっとこの言葉を意識してきました。


「予想」と「期待」は、すごく似ているけど、全然違う。


予想通りのものしか作れなかったら、何の驚きも無い作品になってしまう。

期待を裏切るものしか作れなかったら、次はもう手にとってもらえない。


ただ予想を裏切るだけなら、作るのは簡単かもしれない。

とんでもない訳の分からないものにすればいいだけだから。

だけどそれでは、期待すらも裏切ってしまう事になる。


期待通りの展開と、そしてその中で予想を超えるようなものを目指す。

文章だけじゃなくて、この世の全ての創造物に言える事だと思います。


ピュアなラブストーリーがあったとして…

見ている人が“期待”するのは、最後に主人公とヒロインが幸せにくっつく事。

ヒロインがラストで死ぬ展開なんて誰も求めていないし、

主人公がヒロイン以外の人物とくっつくのも誰も求めていない。

(無論、お涙ちょうだい系ラブストーリーでは、「病気や死別」もひとつの“期待”する展開のひとつです)

期待されるべき展開を勘違いした作家は、

他の作品との差別化だとか、予想だにしない展開にしたいとかの自己満足で、失敗します。


じゃあ“予想”にあたるのは、どの部分なのか。
「ズバリここ!」みたいなのは思いつかないんですが、

単純に表現するなら、ゴールインするまでの過程――というところでしょうか。


例えば、二人は一体どんな出会い方をするのか。

道端で偶然ぶつかった?

隣の部屋に引っ越してきた?

友達の紹介だった?

出会い方ひとつとっても、こんなものじゃないくらいたくさんのパターンがあるでしょう。

そしてそこからどうやって関係を深めていくか、すれ違ったりするのか、仲直りできるのか。

ゴールインの形にしても、一体どんな言葉を以って締め括りとするのか。


かなり昔のドラマですが、「101回目のプロポーズ」の有名なワンシーン。

ダンプカーの前に飛び出して、「僕は死にましぇん!あなたが好きだから!」。

あんな告白の仕方、一体どこの誰が予想できたのか。

当時、視聴者の“予想”を大きく裏切った事でしょう。


「予想を裏切り、期待に応える」

作り出すものだけでなく、人間としても、そう思ってもらえる様な人間になろう。