運動会が終わりました。
長女にとっては大嫌いな運動会。
全休も考えられましたが、なんとか二種目だけ演じることができました。
ピストル音がとっても怖い彼女。
そのうち僕もそんな無理してまで行かせる必要もあるのかなって思い始めてから、「そもそもピストルで脅されて走らされるって軍国主義の象徴じゃないのか。おかしくない?」とか言って長女の味方したりしてたりして。
そして調べると、うちの子以外にもたくさんの苦手な人もいるんですね。
そのうえでたくさんの疑問も投げかけられていました。
海軍学校が発祥だからとか、元々ギリシャで奴隷を走らせるためだったとか、その中ではピストルを使うことに納得できるものはありませんでした。
遺伝子の記憶に、ピストル音の怖さを感じた体験が埋め込まれているとしたら、ほんとに酷なことなのかもしれないなと改めて思ったりもしました。
この日も保健室を覗くと、耳栓をしていて、さらに手で塞いでいる長女の姿がありました。
そこまでして運動会に参加せなあかんこともないな~と思いましたし、ピストルを使う限り堂々と休んでいいなーとも思いました。
長女のおかげで、ピストル使用についてなにも思っていませんでしたが、ふと疑問を感じて調べてみれてよかったですね。
とはいえ、ダンスをしている時の彼女の楽しそうな姿と、みんなでお弁当を食べている時の嬉しそうな姿は、僕の目に焼き付いています。
ダンスとお弁当だけの参加。
十分だったし、今後もこのスタンスでいいかもしれませんね。
次女は全ての競技を楽しんでいました。
それぞれの運動会、お疲れ様でした。