所謂深夜テンションってやつだろう。

あと今日がオードリーの日本武道館公演という事も私の今の妙なテンションに拍車をかける。
まあいいか。



歌詞に酔うなんて冗談じゃあない、と。
そんなのは俗世間にまみれたうんこ野郎か、妄想を拗らせすぎた冒険者ぐらいなもんだ。そんな奴がいれば唾を掛けてやればいい。


しかし、嫌ってるが故に自分にそれが回って来る事もある。よく1人でいるから、妄想を拗らせた矮小野郎は私だ。
ただ、冒険者と言うには些か自分の器量が足らない気がするので冒険者風情にしておこう。旅には出ない。


unison square gardenというバンドが15周年を迎えたらしい。ジャケット写真もおじさん3人が笑顔塗れに(怒られそうだな)歴史を刻んだ作品と共に、箱庭を映し出している。私がこのバンドを知ったきっかけであるとか、何故好きなのかとか、どれくらい好きなのか、と言った私に照らし合わせた話はどうでもいいだろう。
彼らの話をしよう。正確には彼らに酔っている話だ。結局自分の話やもしれない。
しかし、人間は誰もがエゴイストだから仕方ないし、心配無いとも言えるかもしれん。


空の飛び方、と言う曲がある。メロディーのキャッチーさが彼らの武器だが、彼らの楽曲の中でもメロディー、歌詞と共に特に真っ直ぐな気持ち良さがあると思う。
これは個人解釈だが、恋しく大切な人へ向けた歌なのではないか、と思っている。
サビの歌詞で(耳コピしただけなので表記に自信はない)

「僕がどうしても君に会いたくなった時は
悲しい事全部ほっぽってさ 体が軽くなるんだ
多分そうやって 人は空を飛ぶのでしょう
未だ見たことのない 新世界を見付ける事があるという」



自分がどれだけ悲しく苦しい状態であったとしても、君に会いたいと切に思うだけでそんな悲しみは拭き取れんでくれるのだ、と。
それは空を飛べてしまうぐらい大きな魔法のような力を持っていて、それ程君が恋しく愛しく大切である、と。
空を飛ぶことが出来たら未知の世界が見られるかもしれない。とはいえ飛ぶ事は出来ない。
ここで、君に会いたいという切望。それは空を飛んで未知の新世界を見付けるほど偉大で大きい事なのだ、と。
そんな僕の気持ちを唄った歌ではないだろうか。




空の飛び方は知らないが、もし飛べるのならこんな風に飛んでみたいものだ。




きっと私は酔っている。