『でも、アメリカは戦争をする国、戦争で人殺しをする国だよ』
『でも、それを命がけで止めようとする反戦歌を作り
反戦者達がデモをする国でもあるんだよね』
そんな会話をついこの間。
ジェーン・フォンダという女優。
映画界で知らない人はいないであろう俳優一族の顔を持ちながら
強烈な反戦活動家でもあり
近代戦争史の中ではアメリカの最初の挫折「ベトナム戦争」に
反対フラッグを立てた彼女の全米中の活動が国家監視対象リストに
載っている事は有名。
ツイッターもユーチューブもなかった1970年代、
CNNといえば、
もともとベトナム戦争の真実を伝えるべきニュースチャンネルとして
世界初のニュース専門番組を拡大して、、
黒人キャスターを起用したりしとリベラルの姿勢は現在も貫き、、
今までのアメリカメディアの既存常識を壊し
メディアジャーナリズムを育てていったといってもいいんだろう。
CNN創設のテッド・ターナーがジェーン・フォンダと結婚していたのも
必然の出来事としての物語として有名。
最近、「この大事な時期に自転車事故で怪我なんかするなよ」と、
日本語界隈で話題になったジョン・ケリー。
言わずと知れた現職国防長官、
ベトナム戦争で負傷し仲間を失い、
帰国後は一環して反戦活動を行い、大規模デモの立役者、
半身不随のベトナム帰還兵を描いたオリバーストーン作品映画、
「7月4日に生まれて」のモチーフとモデルはケリーという事は周知の事実。
当時ジェーン・フォンダとのショットも後に問題になったり と。
特攻志願兵の経歴を持つ日本の作家、故人城山三郎が
当時の総理大臣小泉に靖国参拝をするならば、
まずは千鳥ケ淵へいくべきと、厳しい進言も聞かぬまま靖国直行。
世界外交と司法に強いリベラリスト、パイデン副大統領に、
アジア外交の神経質な時期に靖国参拝を控えるようにと
優しいご意見も何のその、安倍夫婦(別々に)そろって靖国直行。
当時来日したケリーやパイデンが
日本国家の為に戦った無名の戦没者達の千鳥ケ淵戦没者墓苑へ行き、
敬意を表したという。
第二次世界大戦の大熱狂の勝利の喜びだけの記憶にすがるも
ベトナム戦争からアメリカの負の戦争歴史が始まり
今現在に至ってはテロ組織ISISへの戦いと国内テロ警戒も
世界中が知っての通り。
大統領オバマのタウンスピーチ時に一人の一般男性が、
「もう、この国は戦争で疲れ果てているんです」と。
この言葉が、自国の残虐な歴史と戦争責任に学び、伝え、教え、
現在の良識のあるアメリカ国民の本音がこの言葉なんだろう。
ある若い兵士に至っての心の内は、
何故、アメリカが他国の為に戦争で死ななくちゃいけないんだ。って。
つぶやきを覗いた時には、何故か胸が一杯になった記憶がある。
何が何でも通そうとしている改憲準備の安保法制を
憲法3学者全員から「違憲」と言われても
「違憲」の意識もない政権の神経は異常。
安保法制を通すなら通すで野党との不毛な審議で
「武器の使用」と「武力の行使」の法整備も
「戦闘地域」と「非戦闘地域」の区別も
法整備も戦闘エリアも到底、議論すらできる訳がない、
現実の戦場を知らない役人が法案を作り上げているのも異常。
原発も武器も輸出しまくり
70年間の「日本国民平和ボケ」を正すかのような、
安倍が作り変えようとしている日本は、
国土の意識は変われど、
国民の意識に変化なし。(悲しい現実)
ふと、
昨日がDday(ノルマンディ上陸)だと気づき、
そういえば、
1970年代のアイルランドIRAテロとイギリスの流血の日常を知ったのは
クラッシュの何かの曲だったか、
U2のこのBloody Sundayのデモを描いた一節を思い出してみたり。
How long must we sing this song?
いつまでこの歌を歌わなくちゃいけない?