今日8月9日と、8月6日は、長崎と広島に原爆が落とされた日です。



娘にその話をしたら、知りませんでした。日付も投下時刻も知らない。

私が子供の頃は、夏休みに登校日があり、毎年、平和学習をしていたので驚きでした。

平和集会の終わりには、被爆者の方々がうけた被害の写真を見るのですが、怖くてたまらなくて、薄目でしか見れなかったけれど、戦争は、原爆は、こんなにも恐ろしいんだと感じたからこそ、今でも絶対に戦争はダメだ!いやだ!と思えるのです。


あの惨状を繰り返さない為にも、平和になる為の努力をしなきゃいけないのに、そうではなく、だからこそ核を持たなければならないのだという思想を持つ人もいるということが、非常に残念で悲しいです。平和が守られるどころか人類滅亡の未来しかないのに。


まだ78年しか経っていないのに。




昨日、録画していた"夏服の少女たち"を娘と一緒に見ました。原爆投下までの、女学生達の当時の暮らしや様子をアニメを交えて伝えてられている番組です。

十分な食べ物はなく、水ばっかりのおかゆに芋のツル。栄養不足の為、中学生くらいであろう学生さん達は、小5の娘と変わらないくらい小柄。

家庭科の授業で自分達の夏服を縫うのだけど、敵に見つかりやすいからと白い夏服は禁止。

そんな厳しい戦時下だけど、友達と笑い合い、夏服を作ることに目を輝かせ、完成を皆で喜び、将来を夢見て、若者らしく生きていたのに、一瞬で断ち切られてしまう。


市内にいたほとんどが学徒動員のため、子供達を送り出した親の気持ちも痛いほどわかるし、残酷すぎる事実に胸が詰まる思いでした。


私にくっついて真剣に見ていた娘はどんなふうに感じたかな?色々撮り溜めているので、また一緒に見て聞いてみようと思います。




あらためて、戦争で犠牲になられた方々に哀悼の意を表します。

平和が決して当たり前ではなく、どんなに尊いことか感謝するとともに、世界中が平和になることを願わずにはいられません。