皆さんこんにちは!トレーナーの村上(大)です!
本日はファンクショナルトレーニングの4つ目のルールである「3面運動」について説明させていただきます。
とその前に、前回は、3つ目の「キネティックチェーン」についてお伝えしました。
まだご覧になっていない方はURLのチェックをお願いします。
https://ameblo.jp/anytime-akabanekita/entry-12606121036.html
さて、この「3面運動」ですが、これは何かと言いますと、人の身体の動きは下記の写真のように3Dであるということです。
(※健康長寿ネットさんより引用)
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shintai-training/functional-training.html
①矢状面・・・身体を左右に分ける面で、具体的な動きの例は、足を上げ伸ばしや、肩の上げ伸ばしをする動きなど
②前額面・・・身体を前後に分ける面で、具体的な動きの例は、肩を横方向に上げたり、身体を横に倒す動きなど
③水平面・・・身体を上下に分ける面で、具体的な動きの例は、身体を捻る動きなど
このように、人が動く時にはこの3面の運動が起こっているということです。
歩いたり走ったりする時も、動きとしては矢状面だけに見えますが、細かく見ると3面運動が起きています。
矢状面の動き・・・脚と腕の曲げ伸ばし
前額面の動き・・・骨盤の左右の動き
水平面の動き・・・胸椎の回旋
です。
そして、この3つの面の中で、一番負荷がかかりにくいとされているのは水平面です。
それは、重力が常に垂直方向にかかっている為、なかなか負荷を与えることが難しくなります。
なのでもし、水平面上に負荷をかけるのであれば、ケーブルマシンを使用したり、チューブを柱に引っ掛けて行ったりする必要があります。
このように、機能的な身体にするためには、3面運動の考えを元にトレーニングを行う必要があります。
なんとなくこのトレーニングをしておけばいいだろうというのは厳禁です!
次回はルールの5つ目をお伝えします!