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Aと私の日常

母は考え方に柔軟性と理解力がある方だと思いますが、なんせ田舎暮らし。
外国人なんて数年前に近所に住んでいた方以外接触なし。

まず、アメリカ人と付き合ってると言った時、母の頭の中は白人でニホンゴシャベレマセンなイメージであったよう。
たまたま見たニュースにアメリカが出てきて、ブラックやヒスパニックの存在を思い出したらしいです(笑)

となると従来心配性の母の心配はピークに!
次の日職場に私が来た途端、銀行の用事に付き合いなさい!と言われ、銀行でまさかのこそこそ話。

ブラックです。と聞いた時の母の悲しみと困惑の顔、一生忘れられません。

母の中でブラックの印象が悪いのは、

1、戦時中私の祖母の友達がブラックにレイプされるという事件があった。

2、近所にいた方はアフリカから来日したブラックのお父さん、彼と結婚した事で勘当くらったお母さんと娘さんの三人家族。

お父さんは音楽方面の仕事を希望するも全滅。語学学校の仕事も訛りが強く働きたいのに働けない。唯一の楽しみの娘の送り迎えも見かけが違う事でイジメにあっていた娘に拒まれ出来ない。と精神的にも経済的にもかなりご苦労をされていたそう。

3、母の親友が結婚してアメリカに移住。アメリカには根強い差別がある事にココロを痛めているのを知っていた。

などなど、兎に角ネガティブイメージが強かったのです。

当時私は勇気を出してモラハラ元カレと今までどんな環境で暮らしていたかを母に言えるようになった時で、母は私の話を聞きかなりダメージを受けていたのです。
なので、母が願うのはひたすら私の幸せ。

母は、苦労するのが分かっている結婚は賛成したくない。今は付き合っているかもしれないが、私もいい年。お見合いでもしてほしい。となると早く別れなさい!また傷物にしたくない。

私もいい大人。母の気持ちはとてもよく分かるのです。が好きな気持ちはどうしようもない。

愛していない人との経済的安定と世間体のいい生活
vs
まだまだ安定できないが、愛のある結婚

私は迷わず後者を選ぶほど若くなかったです。迷いに迷う日々が始まりました。

photo:01

ハネムーンに行ったNYC.
こんなに早く結婚出来るとおもいませんでした(笑)