「頑張れない私はダメですか?」

~実は看護師の67%が“静かな退職”状態だった~

 

 結論

 

「最近、前みたいに頑張れない。」

そう感じているのは、あなただけではありません。

最新の研究では、なんと看護師の67.4%が「静かな退職(Quiet Quitting)」の状態にあることが分かりました。

しかも研究者たちは、

静かな退職は“サボり”ではなく、自分を守るための行動かもしれない

と考えています。


 

 静かな退職ってなに?

 

「退職」といっても仕事を辞めるわけではありません。

与えられた仕事はちゃんとする。

でも、

サービス残業はしない

必要以上に頑張りすぎない

自分を犠牲にしない

 

そんな働き方のことです。


 

 看護師の67%がそうだった

 

2024年の研究では、

看護師の67.4%が静かな退職状態でした。

これは、

  • 医師:53.8%

  • その他の医療職:40.3%

よりも高い数字です。

研究者はその理由として、

  • バーンアウト(燃え尽き)

  • 夜勤による疲労

  • 職場への不満

を挙げています。


 

 「サボり」ではないという考え方

 

ここが面白いところです。

別の研究では、静かな退職を「怠けている」ではなく、

 

"これ以上、自分を犠牲にしないための抵抗"

 

と考えています。

看護師は真面目な人が多い職業です。

だからこそ、限界まで頑張ってしまう人も少なくありません。

その結果、心や体が壊れてしまうこともあります。

静かな退職は、そんな自分を守るためのサインなのかもしれません。


 

 看護師・看護学生さんへ

 

もし勤務中や実習で、「もっと頑張らなきゃ」「自分は向いていないかも」と思うことがあったら、少しだけ思い出してください。

頑張れない原因は、あなたの根性不足ではなく、環境にあることもあります。

自分を責めすぎないことも、看護師として長く働くために大切な力です。


 

 まとめ

 

✅ 看護師の67.4%が静かな退職状態だった

✅ 原因は燃え尽きや職場環境の問題が大きい

✅ 静かな退職は「サボり」ではなく、自分を守る行動という考え方もある

あなたはどう思いますか?

「静かな退職」は甘えでしょうか。

それとも、自分を守るために必要な選択でしょうか?

 

参考文献

 

Galanis P, et al. (2024)
Nurses quietly quit their job more often than other healthcare workers: An alarming issue for healthcare services.

Domingue JL, Lauzier K, Foth T. (2024)
Quiet quitting: Obedience a minima as a form of nursing resistance.