「デュッセルドルフからイタリアのシチリア島パレルモまで直行便がある!、これは行くしかない」と思い、飛行機をとりました。

出発日2日前、念のため旅程表を紙に出力しないと思い、会社で先輩に頼み、コピーをしてもらいました。

そしたら先輩が「これデュッセルドルフの空港じゃないんじゃない?」って。

 

え。。?

 

よく見たら「NRN(Weeze)」と書いてある。。実はデュッセルドルフには2つ空港があるみたいです。Dusseldorf Hbf(中央駅)から近く国際空港にもなっているのは、デュッセルドルフ国際空港、通称「DUS」。そして私が間違ってしまったのはほぼオランダに近いWeeze(ヴィーツェ)空港、通称「NRN」です。

飛行機予約のポータルサイトで「デュッセルドルフ」と検索して探していたら、DUSもNRNも両方検索にかけられていただなんて・・・TT

購入時の画面でちゃんと確認しなかった私が悪いのですが、でも不幸中の幸い、2日前にちゃんとわかってよかったです。

ただ、ライアンエアーのややこしさと、ヴィーツェへの行き方のややこしさという2大悲劇を下記でお伝えしていきます。

 

【ライアンエアー Rian air】

乗りこなすと安く他国へ行けるため便利ですが初心者であると、それならキャリアに乗ればよかったとなるLCCです。

 

デメリット①そもそもデュッセルドルフからライアンエアーに乗るとなるとヴィーツェからしか飛んでいません。

 

デメリット②旅程表は印刷しないといけないが、席を指定していなければ印刷できない。

少し、理解しがたい文章なので紐解きますね。そもそもライアンエアーは旅程表(自分のバーコードが記入されている)を紙で印刷しないと空港カウンターで印刷代として60ユーロほど取られる、といううわさもあります。(正直私は、念のためRian airのスマホアプリをダウンロードして、そこに旅程とバーコードが出るようにしていたので、カウンターで紙は全然見られなかったのですが)そのため、旅程表は必ず紙に印刷しましょう。

ただここで注意なのが、紙に印刷できるのは自分の座席が決定してからになります。搭乗の約2日前になると座席が(無料で。すみません、少し記憶があいまいですが確か無料)選べるようになるので選ばないといけません。なので往路に関しては印刷の問題はなく大丈夫でしょう。

しかし問題は復路です。復路の分も印刷しておかないと旅先で印刷なんてできない場合もあるので、これはRian airのアプリを取得し、復路の分の座席を購入しましょう。安いのであれば6~8ユーロで座席指定ができます。

私が一番大変だったのが、↑こういうことをしないといけないという情報が何もなかったので実は空港に向かう2時間前までコピーを探し、座席指定を行うためアプリをダウンロードしていました(;´Д`)ドイツは祝日・日曜は飲食店以外はほぼ閉まっているので、印刷屋さんもしまっています。そして私がたどり着いたのがホテル。フロントのお姉さんにホテルのメールアドレスに旅程表を送り、印刷してもらいました。

最後にチップを渡そうとしたのですが、はじめは「いいのに!」という感じでしたが、私にとっては恩人すぎるので心づけとして渡せました。本当に大変だった(;^ω^)

とりあえず、一番大切なのはRian airのスマホアプリを入れることです!!

スマホアプリURL:https://stat.ameba.jp/user_images/20200412/12/anything-comes-to-mind/9b/43/j/o2000150014742419771.jpg@@2000@1500

 

 

デメリット③手荷物 別料金

LCCなので当たり前ですが、Rian airは飛行機のチケットの種類がとにかくいろいろあります。受託まではしなくてよいので、と思っていても手荷物としても機内持ち込み用の大きさのトランクであればそれ用のチケットを購入しないといけないので、飛行機のチケットを購入の際は十分確認してから購入してくださいね!

 

【デュッセルドルフからヴィーツェ空港】

ヴィーツェはデュッセルドルフ中央駅からは2時間弱時間がかかります。ドイチュバーンで1時間ちょっと電車に乗り、バスに乗り換えます。

バスも30分くらいだったかな。ちなみに降りる人のほとんどがバスに乗り込むと思うのでついていけばよいですが、空港行きのバス停は電車の駅を出たすぐそこではなく、(小さい)トンネルを通って反対側に行かないといけません。正直ドイツの電車はほぼ遅れるので駅にちょうどにつくことはないのですが、バスも電車をちゃんと待ってくれてるはずなので大丈夫だと思います!

バスに乗ったら運転手さんに2.8ユーロ現金で渡してバス券を買うことができます。

 

 

 

 

 

【ヴィーツェ空港からデュッセルドルフ】

私はそもそも飛行機券を購入した時、DUSと思い込んでいたので夜がPM10時空港着に関してなんの心配もありませんでした。

ただ、NRNと分かった今、そんな時間にデュッセルドルフまでの電車がないことは明白でした。どうしよう、近くのホテルに泊まらないといけないのか。。?ホテルに泊まっても次の日は出社なので4時には起きないといけない・・・。空港泊でしかたないとあきらめていました。

デュッセルドルフからヴィーツェ空港に到着し、まずお手洗いに向かおうと思って向かうと、何やらデュッセルドルフまでのバスがあるという看板を見つけました!!横には受付のカウンターがある!

 

 

 

 

ほんと膝から崩れ落ちそうなくらいうれしかった( ´∀` )

ヴィーツェ空港もちゃんと考えてくれています。深夜便の客のためにFlixbusがDortmundとDusseldorf Hbfまで夜行バスがあるんです!カウンターで到着日のバスがあるか、時間、待ち合わせ場所を確認するとまだ席はあるようで、予約をすることができました!

本当はFlixbusのHPで予約できると思うので皆さんは事前に確認してくださいね!

私は九死に一生を得、心の重りを一つおろし、パレルモに向かうことができました。

パレルモから帰ってきて、空港の1つしかない出入り口を出るとFlixbusが止まっています。一先だけもう一度確認し、もらった確認メールを見せ、その場で料金を払います(25ユーロほど)。

 

わからないことだらけで本当に苦労の絶えないライアンエアーでしたが、ブログの1ネタとして書けるほどの経験になりました。

ヴィーツェ空港についての日本語での情報はなかなか少ないので、万が一何かあった場合にこのブログが参考になれば幸いです。

 

皆様もよいご旅行を!

 

 

Weeze空港内待合場所

 

搭乗コールからかなり待ちます💦

室内でも待って、外でも待ちます。

 

 

Weeze空港はもとは軍事用空港だったので広々としています( ´∀` )

 

 

座席

 

背もたれなど薄いけど、今日距離ライドでないので問題なし!(笑)