先日、5歳になる私の甥っ子を病院に連れて行ったのですが、これがまあ大変で…子供ってのは病院やら歯医者やらが嫌いなもんです
よね。何とか連れて行ったは良いのですが、某戦隊モノのおもちゃを買い与えるハメになりまして。予定外の出費になってしまいました。
しかし改めて考えてみると、子供というのは本当にいわゆる医歯薬全般が嫌いなものですね。「医者は注射が怖いから嫌い」、「歯医者はドリルが怖いから嫌い」、「薬剤師は苦い薬を出すから嫌い」など、理由は大人からしたら本当に些細なものではありますが、子供からしたらかなり重要のようです。私自身は風邪1つひかない健康優良児でしたので、医者に行く時は歯医者のみでしたので、遠い存在に感じていました。親によっては、子供の体調に何かあるとすぐ病院を受診する人もいますので、ある意味、昔より病院という場所が身近な場所になってしまったように思えます。従って、子供にとっては怖いものが身近にある、という状況なのかもしれません。
医歯薬全てに関わる人にとっても、子供の治療には神経を使わなければいけないことも多いようです。例えば医師からしたら血管が細くてやり辛かったり、歯医者からしたら怖がって暴れられるから苦手だったり、薬剤師からしたら処方箋通りに薬を飲んでくれなかったり、子供相手だからこそ難しい部分があるようです。その様子を見ていると、何だか微笑ましい気持ちになったりもします。歯医者さんの気持ちを考えれば、医歯薬に関わる人が怖いという気持ちも少しは減るのではないかと私たち大人は思ったりします。