ペリドット~Peridot
【和名】 橄欖石(かんらんせき)/ 【8月の誕生石】8月の誕生石として有名なアップルグリーンが美しい石。さわやかな黄緑がかわいらしい雰囲気です。カンラン石の中で緑色で特に美しいものがペリドットという宝石として扱われます。産出量が比較的多いので、価値が低く見られがち(=安価)。でも健康的で軽やかな黄緑色はカジュアルな普段使いもOK、一方夜の照明下では妖しい輝きを持って気品すら感じられる、とても使い回しの利く便利な石なのです。特にゴールドと相性がよく、ペリドットの透明感のある美しい黄緑が映えます。ファンが多いのも納得です。【作品】今回は初夏のイメージであえてシルバーを合わせてさわやかカジュアル感を出した作品にしました。 かわいいシェル型のボールチップを使って、細かいところまで夏を演出。クレオパトラ型のパールがふわっと白い雲を想像させます。TOPの石はサーペンティン、濃い緑はトルマリン。4mmペリドットをオールノットでつないでいるのでカジュアル感があり、Tシャツやパリッとした白いシャツの襟元に少し控えめなスイートさを加えてくれます。【宝石言葉】夫婦の和、友愛、なぐさめ、希望、歓喜、豊饒、恐怖心の除去【色】薄い緑色からガラス瓶の濃い緑の「ボトルグリーン」油のようなてかりを帯びたような「オイルグリーン」褐緑色から黒色まであります。黄緑色はニッケルによるものでこの色が映えるのは屈折率が高いため。濃い緑でかつオイルグリーンのものが上質とされます。【産地】アメリカのアリゾナ州が最大の産地。他ニューメキシコ州、中国、スリランカなどでも産出。大きく良質なペリドットはミャンマーから。特にミャンマーのモゴクは最良のペリドットの産地として名高い。 近年はパキスタンでもとても良質な石が採掘されています。ノルウェーでは少し色が薄めだけどあざやかで、透明度が高いものが産出されます。【質】硬度が低いため割れやカケが生じやすく、上質なものを見つけるのは難しいです。大粒のものを購入される際には傷に気をつけたほうがよいでしょう。【フォールス・ネーム】イブニング・エメラルドまたはナイト・エメラルド。夜の人工的な照明下ではとても美しく輝くため。昼と夜で表情が変わるって「1粒で2度おいしい」みたいでうれしいですね。【類似石/鑑別時留意すべき石】エピドート(ユナカイトの黄緑色の部分。一般的にユナカイトとして売られているのは主成分がエピドートの岩石を研磨・加工したもの。)トルマリンコーネルピンダイオプサイド 【リリーパッド(lily pad)】一部のペリドットに見られる蓮の葉(リリーパッド)に似たインクルージョンの通称。時々中心にクロマイトの黒色結晶が見られることがあります。【化学組成】 (Mg,Fe)2SiO4。Mn、Ni、Tiを含むものもあります。【結晶系】 斜方晶系【モース硬度】 6.5~7【比重】 3.22~3.45【屈折率】 1.654-1.690