最近は大きな変化より、少しずつ変化をつけていく方が確実に変化していくことを僕は誰からともなく学び、そうすることにしたんです。
８月に奈良を旅行したとき、僕はカメラを持ってませんでした。
まず、その前に僕は親二人をつれて旅行に行こうという発想がなかったんです。
今まで、一人でするのが旅だと思っていたんですけど、親二人を引き連れて歩くと絶対なにかあると思ったんです。
僕は思想的に大事なものは形に残さないほうがいいと思っているので、旅にはたくさん出ているけど写真はほとんど残していませんでした。
でも、その旅の帰り親父が「写真とりたい」と残念そうに言ってたのがずっと残っていて、カメラを買うことになりました。
カメラを買うなら、長持ちして、けっこう愛せるモノがいいと思い、オリンパスPENのEP-2を買いました。
カメラは現在を過去にする道具だけど、手元において置くだけで、自分が動かないと何も撮れないということを教えてくれます。
そういう意味では僕のPENには未来が詰まっています。