うちにはタイプの違う愛犬が2ひきいる。

体型も毛色も性格も性別もまるで違う。

おもしろいのはそれでもふたりで仲よく遊んだりけんかしたりしているけど、

ポイントがズレてるところお願い

喜ぶポイント、怒るポイント、好きな遊び、遊びたい時間、甘ったれ度など…

わたしにも性格が全く異なるきょうだいがいるので、

そういう点は共通なんだなと思う。

 

休日、そんな彼らを人間の子どもと思って接してみた。

子どもといえど、10年以上生きているので、

体力的にはおじいちゃんとおばあちゃんなのだけどウインク

 

まず、朝。

うちの休日は人間もだらだらと寝坊OKなので、

当然好きなだけ寝させてあげる。

おじいちゃんは年齢の割によく動き、

おばあちゃんはごはんに呼ぶまで起きない。

ずっと寝てる。

 

ごはんはハードタイプのドッグフードでエイジングケア用。

食事はだらだらとらせない。

いただきますしてから、ごちそうさままで

食べることに集中もぐもぐ

テレビ見ててお箸とまったら『もういらないんだったらさげるよ』と。

小さい頃からそうやっていると礼儀正しく、

きれいにごはんが食べれる子になる。

 

そのあとお手洗いだの日向ぼっこだの

おのおのの自由な時間を過ごす。

過度な干渉はしない。

まぁ大概が寝てるけど。

起こしちゃいけない…と思って掃除を後回しにするわたし。

なにかしらに理由つけてサボっちゃだめだよ、って

口が利けたら怒られてそう…ショボーン

 

近所をお散歩していると同じ具合に遭遇するので、

人は人、犬は犬同士でごあいさつ。

ご近所づき合い大事。

たまに癇癪起こしてわんわん騒いでも

お互い様よねでお咎めなし。

 

そして夜。

夫が帰宅すると、おじいちゃんはだれよりも早く(わたしより)

玄関までお迎えに行く。

ものすごいハイジャンプする。

夫はこなれたふうに、ハイハイ、って軽くなだめて着席。

おじいちゃんの騒々しさによって夫が帰ってきたことを知る

感覚が鈍ったおばあちゃん。

 

夫とわたしが先にごはんを食べたあと、

彼らの食事となる。

夜は夫が担当している。

『ごはんだぞー』と呼ぶと、集まってくる。

たまにおじいちゃんがなにをち迷うのか

おばあちゃんの分まで食べようとして

夫に叱られる。

おじいちゃんの判断基準は夫である。

夫がだめだということはだめなのだ。

わたしがだめということはそれほどでも…ガーン

おばあちゃんはマイペース。

 

今日も一日お疲れ様とありがとう。

おやすみは同じお布団で。

気温があがってきたので、おじいちゃんは最初だけ一緒で

朝方には窓際にある寝床ですこやかに寝息を立てている。

おばあちゃんはわたしと夫のあいだが定置で

タイミングとるときはけっこうじゃま(ごめんよ)なのだ。

暑くなってきたし、そろそろ距離をとりたいところ。

 

もう10年以上、こうしてふたりとにひきで生活していることに

驚きと感謝しかない。

いつここにひとりプラスされるのかなキョロキョロ

おじいちゃんはやきもち焼くだろうし、

おばあちゃんは相変わらず寝てるんだろうな。

人間と犬は違うけど、

(たとえばレストランに自分の子ですって犬つれて入っていくのとか)

愛情持って育てるってところは共通だ。

結局はそこがいちばん重要な気がする。

そこだけ考えればうちの子、きっとすごくしわせな子になると思うんだけど、

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