ブログを読んで下さりありがとうございます。
私がスピリチュアルを学ぶきっかけになったのは、
「母親の病気」です。
自分自身の「生きづらさ」をどうにかしたかったというのが一番の理由ではありますが、
母の大病を目の当たりにした事がきっかけだったと言えます。
私の母は高校を卒業して地元の役所に就職し、父と社内恋愛を経て結婚をしました。
性格は非常に母性的で包容力があり、
誰にでも分け隔てなく優しく出来るタイプです。
しかしその分、断る事を知りませんので、母には自由な時間はほとんど無かったのではないかと思います。
母が50才になった頃、私の祖父母たち(母の両親や父の両親、さらにその兄弟まで)の介護が一気に始まり、
母はその全てのお世話を一人でやり始めました。
そんな日々が始まって数年経った頃、母が突然腹痛を訴え、救急病院へ。
そこで大腸がんが発覚しました。
幸いその大腸がんは手術で寛解したのですが、元気になるとまた今まで通りのハードな介護生活が始まりました。
長年続けてきた仕事は介護に追われ辞める決断をし、母は完全に介護のみの生活になりました。
私はその頃はまだ自分の事で精一杯で、母の状態を把握する事すらしませんでした。
母が異常なほどに咳き込み始めたのもこの頃です。
それから10年ほど経った頃、咳の診察のために通っていた病院にて「白血病」が発覚しました。
私はこの時に初めて「母がいなくなるかもしれない」という恐怖を感じました。
あたふたする家族をよそに、母はひとり「大丈夫よ、とりあえず入院のパジャマ買ってきて」と、笑いながら言っておりました。
私はその頃、夫と飲食店の開業をする準備の真っ只中で、
母の病気と自分達の開業の事で頭がオーバーヒートしたらしく、ほとんど記憶がありません。笑
それから母の闘病生活が始まりました。
長くなってしまうので次回に続きます。
ここまで読んで下さりありがとうございます。