家にさよなら
私事ですが。
亡き祖父母が暮らしていた京都の家を人に貸すことになったので
家にさよならしに来ない?と叔母から連絡をもらい
先日行ってきました。
母が若き日を過ごした古い家です。
築40年以上 建替えていない左半分は、築70年以上になるはず。
入院した祖母が、帰りたい帰りたいと泣いた家です。
そして帰ってきたら、死にたい死にたいと毎日泣いた家です。
私にとって初めての介護。つらい試練でした。
仏様のようだった祖母が、鬼婆のように変身した家。
大好きだった祖母が、人が変わってしまった家。
今思えば認知症だったんだけど
当時はわけもわからず混乱して
私も連日泣いていた![]()
だけど
思い出のいっぱい詰まった家です。
子どもの頃は遊びに来るのを本当に楽しみにしていた家。
学生時代やOL時代は、よく祖母が手作り料理を食べさせてくれました。
小さな庭に、祖父がたくさん花を植えていました![]()
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祖父母が、一生懸命生き抜いてきた家です。
最後に家の中を見てまわりながら
心の中の祖父母とたくさんの会話をしました。
あれからもう10年がたちますが
いい思い出だけ 大切にとっておこうと思います。
帰るとき家を振り返ると
祖父母が手を振っているのが見えました。
昔のように。いつまでも。
