ユメクイの夢はだれが食べるの?      


仲良くしてもらっているブロガーさんが「百万円と苦虫女」を観ていて

とてもよかったらしいので

わたしもさっそく借りてみました。



そう!桃娘からの絵ハガキが届く会員に登録し

夏場にメッセージボードで公開までのカウントダウンまでしたくせに

みんなから

「どうせまたはぐの好きなゆるい映画か…」


と断られ、結局みにいけなかったあの映画です。



*



で、肝心の映画のほうはとってもとっても良かったです。


映像がとてもきれいだったし

蒼井優ちゃん演じる鈴子はあまりしゃべらないのだけれど

たくさんある沈黙がまたなんとも良かったし

あいもかわらずナチュラルで

苦笑いする顔も顔をぐしゃぐしゃにして泣く顔も

とってもとっても美しかったです。


お弁当にのりで100万円の100を作っていたのには

おもわず笑ってしまったな。



蒼井優ちゃんは、夏が似合うのだな。

カーテンとか、お洋服も、優ちゃんらしく統一されていて、ほんとうにほんとうにかわいらしかった

相手役の森山未來くんも、こんなにかっこよかったっけ?って思うくらい

とてもいい役でした。ちょっと情けない好青年。





手をつなぐシーンがふたつあって、どちらも胸きゅんでした。

手をつなぐのっていいですよね。

ことばがないのに、ことば以上に伝わるものがあるというか。





手をつなぎたくなる

ちょっぴり苦いけれど、柔らかくやさしい映画でした。

エンドロールの音楽がクラムボンなのもまたなんとも。
あと、やっぱり季節は夏が、いいな。