クラウンは英語で道化師の総称
ピエロ(仏語)はクラウンの一種で、顔に涙模様が付いてますね
ホスピタル・クラウンとは
入院してる子ども達の元に、クラウンが慰問するという活動です
個人でホスピタル・クラウンやってる知人が
パフォーマンスを見せてくれた事があるので
私には案外 馴染みがあるのですが
ロビン・ウィリアムズ主演「パッチ・アダムス」は
ホスピタル・クラウンの実話な映画ですので
ご覧になった方もいらっしゃるかも
友達がお稽古に行ってる茶華道のお師匠様の息子さんが
NPO法人日本ホスピタル・クラウン協会の代表をされているそうで
今回、設立10周年記念講演会に呼んでいただけました
会場の白鳥国際会議場のロビーには、所々でクラウンが待っていて
口笛を吹きながら、ホールまで案内してくれました
入口で、クラウンの絵本と赤鼻をいただきました
事務局のご挨拶後
クラウンの慰問を受けたことのある二人の方が、お話してくれました
今は亡き我が子と、母である自分が、長い入院生活の中
徐々に希望と笑いが無くなってきた頃、クラウンが病室を訪問してくれた。
その時に見た子どもの久しぶりの笑顔が
今でも忘れられない思い出だ、って語ってくれたお母様
次に、子どもの頃、クラウンの慰問を受けたご本人からのお話が
苦しい闘病生活でも、クラウンが病室にいてくれる時だけは
子どもらしい自分に戻って、病気を忘れる事ができた。
だからこそ治療も頑張って受けられ、今は完治し
健康な大人になる事ができ、感謝している、と
一人は今流行りの塾の講師さんで、割愛
もう一人は、諏訪中央病院の名誉医院長さんでした
チェルノブイリ、イラク、そして東北へ自ら赴き
継続的に医療支援をされている方です
被災地や難民キャンプで、傷付いた子ども達を目の当たりにする度
ホスピタル・クラウンの存在が、いかに大切かを痛感する。
でも、まだまだ日本では知名度が低く、この協会の運営も火の車だ
と仰ってました
「1%は誰かのために」を実践されてる先生の生き方に感動した私は
自分には何ができると考え、二つ思いつきました
まず、寄付のために、この協会の本を二冊購入し
サイトから賛助会員に入会しました
そしてもう一つは、情報を発信すること
私の稚拙なブログでも、読んでくださる方がいらっしゃるので
その大切な皆様に、知っていただくことが
最も効果的じゃないかなぁって
ホスピタル・クラウンって言葉を、皆様がいつかどこかで聞いた時
あぁ、それ知ってるよ、って周りの人に教えてあげていただけますか
それも、貴重な支援活動の一つになるはずだから
アルゼンチンでは、小児病棟がある全ての病院で
ホスピタル・クラウンの雇用を、義務付ける法律が成立したそうです
いつかこの日本も、そんな国になれますように