やりたいことがない
ビールがおいしい季節到来!
釧路もやっと夏空がちらつきだし、わくわくしているナガイです。
最近は若者と関わらせてもらうことが多くなりました。
その中でよく出てくる言葉が、
「何かしたいのだけれど、何をしていいかわからない」
仕事して自立したいけど、何ができるかわからない。
せまい自分だけの世界から、一歩外に出てみたいけど、どうしていいかわからない。
とにかく、何かしないとどんどんダメ人間になっていく気がする。
などなど、一緒になっていろいろ語ってみると、何かしたいという意味合いは実にさまざまです。
だからこそ、「これがしたい」と希望を伝えてくれたときは、それが大変なことでも無謀なことでも、できる限りの応援はするぞ!と、いつも心がけています。
そんな私も、やりたいことがない自分に、永らくさまよい続けていました。
つまづいたり、迷ったり、心がぶれて「いったい自分は何がしたいのだろう」と悩んだとき、まわりの迷いなく進んでいる人を見ては、「やりたいことをしっかり持っている人は軸があっていいな~」と思ってしまう自分がいました。
なので、やりたいことがない自分は、いつまでたってもしっかりできるはずがない。
やりたいことを探さなきゃ!ともがいていました。
何をしたらいいのかわからない若者、やりたいことがわからない私。
人と比べてしまう自分、自信がなくてもがく自分、だけどだからこそ認めてもらいたい自分。
若者たちと語りながら、いろんな言葉をもらい、最近少しわかった気がします。
私のやりたいこと探しは、「必要とされる自分」 の居場所を探し続けること。
必要とされることこそが、存在意義だと思い込んでいたのかも知れません。
気がついたというよりは、そんな自分を認めることがやっとできたという感じです。
少し、楽になれました。