文学少女見習いの卒業、一昨日あたりからやっと手をつけて、グワッと読み耽ったらほとんど二日位で読んでしまいました^q^だぶお小説は時間かかったのに…00は一応結末がわかってたからじっくりモードだったんだろうな。文学少女は物語の持つ謎や影の部分が、続きが気になる!という気持ちを高まらせるんですよね!感想書きたくなったから自己満足な感想!





































文学少女は有名な小説、文学作品をモチーフにお話が展開するのですが、このお話…瞳ちゃんと先生メインの話は夏目漱石の『こころ』がタイトルで、珍しく親しみのある元ネタの作品だ!とか思ってたのに、結構内容忘れててアレッとなりました^q^『こころ』は授業で習って、なんか続きが気になったものでちゃんと文庫本買って読んでいたんですけどね…瞳ちゃんと昔瞳ちゃんの家庭教師をしていた忍成先生と先生の同居人、櫂くんのどこか『こころ』と似た三角関係が織り成した悲劇の物語の真相を菜乃が自分なりに答えを探して行く…というお話。説明わかりづらいねーどこまで書けばいいんだろ…


先生も、瞳ちゃんも、櫂くんも、悲しい想いのすれ違いをしなければ、素直に気持ちを伝えあっていればわかりあえて別の結末を導き出せたかもしれないのに…もどかしく、ほろ苦さが詰まってるお話なんですが、ラストは希望に溢れてて感動するんです…!先生を追いかけるため日本を離れる瞳ちゃんと菜乃のお別れのシーンとか号泣でした!瞳ちゃんはクールに見えて熱いハートを持った女の子でした。



心葉くんもちゃんと自分が書いた小説が題材の映画とも向き合えたというのは進歩ですね!うんうん。






文学少女見習いの卒業のエピソードはまた号泣しましたしょぼん甘酸っぱくてあったかくてでも切なくて、でも爽やかで。ハッピーエンドとは言え無くても読後感がすごく良い。のが文学少女クオリティーなんだよな。菜乃ちゃんのことやっぱ好きだわ。こんな子が友達に欲しい。




映画のDVDみたいわ…。短篇集も楽しみ!そして心葉くんと遠子先輩のその後も読めるみたい!ほくほく。