横隔膜や他の呼吸筋がきちんと働くためには、正しい姿勢で座ることが必要です。息を吐いたときに脊柱の下部が下に引っ張られて、背骨が開放されるように、背骨とその筋肉は横隔膜の動きにあわせてバランスをとらなければなりません。背骨の4ヶ所の曲線が他の3ヶ所と楽にバランスをとりながら、背骨が無理なく自分を支えられるように、骨盤は前後どちらにも突き出さないでください。肩はリラックスして、顎は引いた状態にします。
呼吸と瞑想の姿勢の代表といえば蓮華座のポーズですが、その理由は上で述べたバランスの取れた姿勢に自然に入れるからにほかなりません。(途中、省略)他にもヴァジラーサナ、バッダ・コーナーサナ、両足をしっかり床につけてまっすぐな背もたれの椅子に座る姿勢も適しています。
どのような形で座るにせよ、ルールは同じです。息を吸うときは肩が上がりがちですから、力を入れないように注意すること。そして息を吐くときには肩を下げて、首の後ろを柔らかく、伸びた状態にすること。
『ヨーガの世界』(キャシー・フィリップス著 産調出版)p128より一部を引用しました
- キャシー・フィリップス, ハーパー 保子
- ヨーガの世界