茶箱弁当の内容:
・炊き合わせ(海老芋、生麩、紅葉麩、菊菜)
・山芋造り(鯛細造り、丸芋、鶉玉子)
・白味噌仕立ての汁(粟麩、なめこ)
・蕪菁蒸し(甘鯛、百合根、鰻、木くらげ)
・しめじご飯
・鰆西京漬と八寸(鱚雲丹焼き、菊菜・壬生菜のひたしなど)
・水物
・お薄と干菓子
京都2日目のお昼に、懐石・美濃幸(東山・祇園川原町)へ行ってみました。下河原通沿いにある本店は、古くて間口の狭い京の町屋風の造り。名物の「茶箱弁当」は、遊山野立に用いる茶道具の茶箱をお弁当に見立て、茶懐石の風韻をもりこんだ京料理を提供しているのだそうです。
(※写真右から)
・炊き合わせ(海老芋、生麩、紅葉麩、さや)
里芋がおいしい。生麩はとても弾力があって、おでんの具材のちくわぶをよく煮込んだくらいの歯ごたえがあり.。
・山芋造り(鯛細造り、丸芋、鶉玉子)
山芋をお出汁でゆるく溶いている。お出汁がおいしい。器の中に鯛を発見。
・白味噌仕立ての汁(粟麩、なめこ)
白味噌となめこのお味噌汁と思いきや、器の中に御殿鞠の形をしたお麩を発見。東京ではあまり見かけることのない、御殿鞠の刺繍を模して描かれた丸い粟麩がかわいらしい。京都の人の美意識を感じる。これは白味噌の甘さなのか、甘く味付けをしているのかとても甘い。
(※写真右から)
・蕪菁蒸し(甘鯛、百合根、鰻、木くらげ)
かぶをすりおろして、甘鯛、百合根等と和えてふんわりと固め、とろみのあるお出汁がかかっている。花吉兆の鋭いお出汁とは異なり、より自然な味わい。これが、美濃幸の味みたい…
・しめじご飯
しめじだけのシンプルな炊き込みご飯。ふっくらと炊き上がっている。
・鰆西京漬と八寸(鱚雲丹焼き、菊菜のひたしなど)
菊菜(関東では春菊のこと)と黄色い菊の花びらの和え物が薄い塩味でおいしい。錦市場で、乾燥した食用菊を見かけた。水で戻せばお料理にすぐに使えるらしい。
・水物
柿と巨峰。巨峰は皮に切込みをいれ、星型に開き食べやすく盛り付けられている。
*お昼のおすすめメニューは、茶箱弁当(5,917円)、半月縁高(6,930円)など。
夜のコース、風流懐石は(15,697円)より。
美濃幸(京都市東山)
場所:祇園・八坂神社より3分
ローソンの前から八坂神社正面へ歩道を渡り、東大路通を右へ進む。ユーズホテル(Us Hotel)の手前もしくは通り越してひとつ目の路地を入り、次の角(下河原通)を右へ曲がり2-3軒目。
http://www.kyoto-okoshiyasu.com/eat/minokou/index.html
京都おこしやす.com
http://www.delicious.ne.jp/html/toku02/kiji02/kiji02_0210_47.htm
家庭画報デリシャス(2002年11月号)
