何が欲しいと言っても
思い浮かぶものなんてたいしたものではない。
そんなものは気のせいだ。
勘違いだ。
まぼろしだ。
大事なものをなくして、はじめてそれを知る。
失わないと気づけない。
人間はおろかだ。
そう言いながらも、今ここにある大事なものを大切に出来ない。愚か者。
分かった風で分かっちゃいない。アホたれだ。
本当に大事なものは、探さなくても求めなくても、今も手にして居るものだって
気付きもしない。
ここに在ってくれることのありがたみ
一緒に在るからこそ邪魔くさく、重く、うるさく嫌気がさす。
でも、それが無くなってやっとその重さの意味に気付く。
人間は多くのものを取りこぼす。
宛をはずして掴み取る。
今、掴んだもの
本当にそれでいいのか?
目も耳も、見えていて聞こえているはずなのに