映像を見る。
声がする。
会話をする。
目をつぶると違った世界がそこには存在している。
そこに住む住人が話しかけてくる。
『悪いことには使ってはいけないよ!』
と、左の私の手のひらに小さな何かを置いた。
よく見ると、新聞紙を水で濡らして固く小さくまとめたような直径2~3センチのかたまり。
それは、小さくまとめられた巻物だった。
そこに座っていれ人は何も持っていないかの様に見える左の手のひらから、巻物を素早くシュルシュルと中に舞わせながら一生懸命その巻物を読んでいる。
何をしているのかと問うと
『今、読んでいる!』と冷たくあしらわれた。
問いかけた私も答えた者も私自身なのだ。
目をつぶるといつもそこは別の世界
人には見えない世界がある。
それは人が生きるこの世界と平行して存在している。
おかしいだろ!
でもそれが真実だ。
そう言ってる私もおかしいだろ!
それももちろん真実だ。
