映像を見るのよ!
やたらと見るのよ!
何か話してたりもする。
さっきも!でも聞き逃した。
女人の名前2つ言ってた。
そんな名前知らないなぁーと思ったら、今は忘れてる。
その人の言うことはよく聞きなさいよ! 的なことを言ってた。
もう一つの映像。
鴨が三羽並んでた。
置物のようで命はあるみたいな!
撫でてもぴくりとも動かない。
良く分からない映像。
もう一つは!
家の玄関に背の高い青年が入ってきた。
家の長男みたいだけど違う。
長男の兄貴みたい。
当たり前のように入ってきて手には壺みたいなのを持っている。
その壺の中から一筋の光の矢が指している。
兄貴はその壺をユッサユッサしながら玄関のそこらじゅうに何かを振りまいている。
光の矢とは別に何かが溢れ出している。
その何かにまみれながら兄貴は消えていった。
もう一つは、
知らない人が十名ほど座ってる。
一人づつ順番に歩き始め螺旋階段を上り始める。
その螺旋階段は果てしなく天へと続いているかのようだった。
その螺旋の様子は生き物のように見えた。
私はそれを見ながら涙がでそうになった。
何故かは私にもわからなかった。
夢ではなくすべて映像!
見えるもんはしょうがない。
見えるんだから。
意味だって分からない。
分からないから良いんだとも思う。
それが優しさだと思うから。
