映像 | 【 楓 】

【 楓 】

ブログの説明を入力します。



私は多くの玉を持っている。

透き通った美しい玉。

右手の人差し指と親指でその玉を持ち、その玉を通して人々を見ている。

その多くの玉は、その人々の思いの数々。


苦しみがあり喜びがあり悲しみがあり楽しみがあり、多くの様々な思いがそこにはある。


その多くの玉を自分の体内より取り出して手のひらに乗せる。

それでもその玉達はすべて自分のものだと知っている。

自分の中にすべてを取り込まず。それを表に出し眺める。

痛みは痛みとし、喜びは喜びとして。


そして、玉を取り出し置かれた空間でさえ自分のものとする。


その空間とは果てがないもの

幾多の喜びも悲しみも飲み込むものであり包み込むもの。


今ある悲しみは、苦しみは辛さはいつかはその空間に溶け込む。



返してあげる…


返してあげるだけだ…。



すべては返す、もと有った場所へ。


それが循環の始まり。



シラー