『 まるで知っているかのように…』
『……を知っているから…。』と浮かぶ。
やがてそうなる事を知っている
これがこうなる事を知っていた。
そう思う事が沢山ある。
映像をみる。それが現実になる。
声を聞く、言葉が浮かぶ。
『くぐつ』だと言う。
くぐつとは、操り人形…
自分の意志では動けない人の形をしたもの。
自分でありながら自分ではない
それを自分の意志として動く。
完璧に別れている。
人の世と密着して生きる私と遠く懸け離れた場所からすべてを見渡す私。
密着して生きる私は目の前の悲劇に嘆き悲しみ天地が逆になりそうなくらいにもがき苦しむ。
遠く懸け離れた所にいる私は、その光景をあたたかな眼差しで微笑みながら見ている。
まるで泣いている子供を見守るように。
