発達凸凹でASDの傾向がある息子。
彼にとって時間やルールを守るのはとっても難しいこと。
ASDの人って規則性にこだわるんじゃないの?って思われそうだけど、それは本当に人によりけり、場合によりけりだなと息子を見ていて思う。
息子は年齢相応に時間の感覚が身に付いていないので、毎朝大バトル💦
あと五分で家を出ないといけないのに制服を着てなかったり、のんびりテレビを見ていたり。。
色々工夫はしたけど、有効な手段がなかなか見つかりません😂
出勤前の私は余裕がなくなり、声を荒上げてしまうこともしばしば。
息子は嫌なことに過剰に反応してしまう面もあるので、私が怒ると不安定になって余計に指示が入らない状態になる。
でも出発の時間が近づくと余裕がなくなり、怒りをコントロールできなくなる私。
そんな母と兄の横で、二人の顔色をうかがいながらテキパキと準備をする4歳の娘。
実は私の最近の心配事の一つがこれなんです。
なぜなら私が育った家庭環境に近いものを感じるから。
娘が成長するにつれて、かつての自分に娘が重なって見えることが増えてきたような気がするのです。
ずっと私のブログを読んでくださっている方は薄々気付いておられるかもしれませんが、私の生育環境は今思えば何とも複雑でした。
外から見たら普通の4人家族。
父と母、兄と私。
父と兄は一言で言うと難しい面を持つ人間でした。
プライドが異常に高く、子供や家庭には無関心で忙しく働いているように見えるけど、なぜか仕事が長続きしない父。
夜遅くまで忙しく働く生活と、突然仕事を辞めて不機嫌オーラを撒き散らしながらパソコンや本にのめり込む生活を繰り返していました。
かと思えば、誰も聞いていないのに自分の言いたいことを延々と話し続けたり、ネチネチあら探しをしてみたり。
とにかくまわりを見下すことで自分のすごさを誇示したいんだなという感じでした。
正直、私はそんな父が好きではありませんでした。
でも母はそんな父から離れることが出来ず、まだ幼い頃から私に父の機嫌を損ねない振る舞いを求めてきました。
普段離れて暮らしている父方の実家(母から見れば舅、姑、小姑)にも順調にやっていると示したかったのか、彼らの前では特に理想の娘としての振る舞いを私に要求してきていたように思います。
兄にはそんなの全く求めてなかったのに。
小学生になる頃には母の愚痴を聞いたり、なぐさめたりする役割も背負っていました。
今こうして書くとなかなかヤバイ環境だな、と思うけど当時はそれが当たり前だったし母を助けたいと強く思っていました。
育ててくれた母にはとても感謝している反面、重たい荷物を背負わされてきたなと思う部分もあります。
一方、兄は今の時代なら発達障害や境界知能と呼ばれるような子供でした。
妹の私から見ても不器用で、典型的なのび太くんタイプの兄。
長男だからと私よりも優遇されていたけど、当時は支援も世の中の理解もない時代。
兄はキャパ以上のことを求められてしんどかっただろうな、と思います。
いじめられっ子で勉強も運動も苦手、父の地雷をよく踏んでバトルになっていました。
そんな時は気配を消しながら、ああまたやってるなと冷めた目で見ていた私。
空気を読んで、父母の顔色を見ながら自分がすべき振る舞いを常に考えていました。
無邪気な子供らしさ、というのは物心つく頃にはすでになかったような気がする。
あの頃の私と、最近娘が重なることが多くなってきたような気がします。
私も娘も、難しいタイプの兄を持つきょうだい児。
娘には、私と同じような思いをさせたくない。
でも一緒に暮らしているかぎり、私と息子のバトルを見せないのは難しい。
そうなると娘は幼いながらに空気読んで、無意識に親から求められる自分を演じてしまう。
めっちゃ分かるよ、私もそうやからさ。
普段はおしゃべり好きな普通のおばちゃんの私。
どうでもいい世間話や雑談はむしろ大好き。
でも、心の奥深くにしまい込んだ自分の気持ちを話すことは大の苦手です。
場の空気から求められてないな、と感じてしまうと何も言えなくなる。その場から消えたくなる。
このままだと娘もこうなっちゃうかな。
ほんまに色々、難しいと感じます。
最近、機能不全家族という言葉を知りました。
私が育った家庭も、もしかしたらそれに近いものだったかもしれない。
母として、かつての自分と同じような立場の娘に何が出来るのか。
そして私の兄に近い立場の息子に何をしてあげられるのか。
私に家族の正解は分からない。
分からないけど、あの頃の自分がしてほしかったこと、掛けてほしかった言葉を毎日必死にかき集めている。
それらを子供に与えていくのが最適解なのかな。
完全な正解はないと思うから。
自分の子供2人には、子供でいられる時間を充分に過ごしてもらいたいなと思っています。
息子や娘がワガママを言う度に、イラッとしながらもどこかほっとしている私なのでした。