ラオスとバンコクの旅から戻りました。
早速、これは面白いのでお伝えしたい、ラオスの民間療法のレポートをお知らせ致します。
(一応私調べ私感想によるものですのであらかじめお断りを入れておきますね。)
まあ、久しぶりの東南アジアプチバックパッカー旅ですが、5年ほど前に買ったラオスのガイドブック(地球の歩き方)片手にただそこに行きたいから行ったわけですが。。。
しかし行くからには何かを得たいと思うもの。
だてにethnic therapyを語ってはいない。
世界の癒しを勉強したいのだ。
身をもって体験し、それが良いものなら人に伝えたいと思ったから始めたのだから。
ラオスにも色々あるはずだ。ほのかにラオスに興味を持ち出してから調べていると、ラオスにもタイのようにラオスマッサージがあった。
そしてハーブスチームサウナ。タイのハーブテントのようなものかな?と、ラオスで絶対受けたいようと心に決めた。
ラオス式サウナでなかなか通の間では有名なようだ。ハーブスチームとも言われる。
私が行ったのはラオスの首都ビエンチャンの旅行者も多い繁華街。
入口はやや分かりづらい。
レモングラスを沢山蒸しあげた蒸気で充満した小屋に入る。
日本にもよくあるスチームサウナのレモングラスの香りがするバージョンだ。時々レモングラスを補充しにスタッフが中に入ってきたので、ハーブの効果は満点だろう。とても香りがいい。
ああ、これが日本にあればいいのに。心から思った。
こんな贅沢にレモングラスを使えるなんて、やはり東南アジアの特権だな。
このサウナの施設には貸し出し用のチュチュ(ラップガウンのようなの)とバスタオルがあった。
他にロッカーキーと番号札のついたステンレス製のマグカップを渡された。
ロッカーが木で出来ていてレトロ。
着替えてロッカーに荷物を納め、マグカップと持参した手拭いを持ってサウナ室へ。
サウナの前に休憩所や女性用の個室の水浴び場があった。男性も利用する。サウナは別だが。
ちなみに男性が主に利用していた休憩場所兼水浴び場がこんな感じ。
女性用のサウナの前にテーブルとベンチが置いてあって、テーブルには温かいハーブティ。マグカップはこれを飲むための物。
温かいハーブティを飲みサウナに入室。
中は温度の上下はあったが、熱すぎず快適に感じた。私調べで70度かな?(適当w)
ジワジワと次第に汗が吹き出し、小休憩の為外へ出る。
外にあったお茶を飲みながら涼み、身体が冷めるとまた中に入ってと繰り返す。
私はここのスパでサウナの後に先程述べたラオス式マッサージをお願いしていたので、一時間後にマッサージと言われた。
他にサウナに入りに来ていた地元の人や観光客の女性が顔や身体に何やら塗り塗りしている。
恐らくこれは受付の横のショーケースにあったパックやスクラブだな。
折角なので私も何か試す事にした。
受付のお姉さんにあれこれ尋ね、お勧めを教えて貰うと、タマリンドとミルクのパックがあると言う。
個々の名前は存じている。一体どんなものか?
目の前でお姉さんが準備をしてくれる。
棚から取り出したのは丸いタマリンドの実その物だった。
プラスティックのボウルに冷蔵庫から取り出したミルクを1パック開け、手を使ってミルクの中でタマリンドを潰し出す。
タマリンドが種から解されてミルクと混ざって行く。
これだけで美味しそうに見える。
これを、身体や顔に塗って、中に入った皮や実の欠片でスクラブをすればいいそうだ。
シャバシャバしたミルクがドローっとしたパックっぽい粘土になった。
匂いは酸味のある牛乳?決して腐った匂いではない。
テーブルのあるところで、始め躊躇しそうになったがおもむろにボウルの中に手を突っ込みパック剤を一掬い。
ひんやりしていた。それを顔へべっとり塗り付けた。
冷たいし、匂いがある。次第に匂いには慣れる。
腕や足などガウンから出た身体の部位にも塗ってみた。
そのままサウナへ入る。
再び繰り返しの始まり。
個室の水浴び場へパックを持って入り、ガウンを脱いで全身にも塗る。
皮などゴロゴロした実でスクラブをしてみたり。
なんせテーブルなどある場所はオープンエアの野外なので若干ハエにたかられたような気もしないでもないが、この解放感が東南アジアの醍醐味だし、何処でも床が水浸しなのもならでは。
これがパック剤で↑
こんな風に実が入ったまま↑
ボウルにたっぷり入ったパック剤が無くなるまで何度も塗り重ねちゃーサウナへ。
最後にパック剤を個室の中で洗い流し、冷えた身体をサウナで温めると、お姉さんがパジャマを持って来てくれた。
それに着替えて2階のマッサージ室へ。
何とも言えない総柄の上下。
(私に似合わなくもない。笑)
なかなか落ち着いた薄暗い部屋にはマットが3つ敷いてあった。そこでラオス式マッサージを受けた。
海のない農村ばかりの国。ハードな農作業をする人々のために筋肉を強く解すマッサージがあったそうだ。
その名残とタイ古式マッサージが合わさったようなマッサージを体験した。
腕や肩なんかは筋肉を圧迫し、掴んでグイグイ揉む。足や腕、肩首にはタイガーバームを付けて、刷り込みながら滑らせて骨の回りを流していく。
これはきっとリンパに沿って流しているのだな。手順はタイ古式のセンとは少し違った。
うつ伏せで、背中から始める。そして足の裏面。
仰向けになって、右足表面から右腕。
左足表面から左腕。最後は坐位で肩首。
これはラオスの別の店で受けたオイルマッサージでも同じ流れだったので、ラオス式ではこれが主流なのだろう。
サウナのあとで温まった身体が、エアコンのガンガンなこの部屋で冷えてしまったが、マッサージの技術自体は悪くない。
みんな感覚で行っているんだろう。
ちなみにこんなお部屋で受けました↑
東南アジアの人はマッサージが上手いと思うのは私だけだろうか?
過去にタイ人のマッサージのおばちゃんに
「タイ人ってみんなマッサージ上手いねー。」と言ったら、
「だって、みんな受けるの好きだから、上手になるね。」と答えてもらった事がある。
その時なんとなく、「なるほど」と思った記憶がある。
やはり受けて揉んでこなして、が上達への道なのだな。
やはり、マッサージや民間療法の奥は深い。
潜入調査が一番だと身に染みたのであった。
Hiromi
早速、これは面白いのでお伝えしたい、ラオスの民間療法のレポートをお知らせ致します。
(一応私調べ私感想によるものですのであらかじめお断りを入れておきますね。)
まあ、久しぶりの東南アジアプチバックパッカー旅ですが、5年ほど前に買ったラオスのガイドブック(地球の歩き方)片手にただそこに行きたいから行ったわけですが。。。
しかし行くからには何かを得たいと思うもの。
だてにethnic therapyを語ってはいない。
世界の癒しを勉強したいのだ。
身をもって体験し、それが良いものなら人に伝えたいと思ったから始めたのだから。
ラオスにも色々あるはずだ。ほのかにラオスに興味を持ち出してから調べていると、ラオスにもタイのようにラオスマッサージがあった。
そしてハーブスチームサウナ。タイのハーブテントのようなものかな?と、ラオスで絶対受けたいようと心に決めた。
ラオス式サウナでなかなか通の間では有名なようだ。ハーブスチームとも言われる。
私が行ったのはラオスの首都ビエンチャンの旅行者も多い繁華街。
入口はやや分かりづらい。
レモングラスを沢山蒸しあげた蒸気で充満した小屋に入る。
日本にもよくあるスチームサウナのレモングラスの香りがするバージョンだ。時々レモングラスを補充しにスタッフが中に入ってきたので、ハーブの効果は満点だろう。とても香りがいい。
ああ、これが日本にあればいいのに。心から思った。
こんな贅沢にレモングラスを使えるなんて、やはり東南アジアの特権だな。
このサウナの施設には貸し出し用のチュチュ(ラップガウンのようなの)とバスタオルがあった。
他にロッカーキーと番号札のついたステンレス製のマグカップを渡された。
ロッカーが木で出来ていてレトロ。
着替えてロッカーに荷物を納め、マグカップと持参した手拭いを持ってサウナ室へ。
サウナの前に休憩所や女性用の個室の水浴び場があった。男性も利用する。サウナは別だが。
ちなみに男性が主に利用していた休憩場所兼水浴び場がこんな感じ。
女性用のサウナの前にテーブルとベンチが置いてあって、テーブルには温かいハーブティ。マグカップはこれを飲むための物。
温かいハーブティを飲みサウナに入室。
中は温度の上下はあったが、熱すぎず快適に感じた。私調べで70度かな?(適当w)
ジワジワと次第に汗が吹き出し、小休憩の為外へ出る。
外にあったお茶を飲みながら涼み、身体が冷めるとまた中に入ってと繰り返す。
私はここのスパでサウナの後に先程述べたラオス式マッサージをお願いしていたので、一時間後にマッサージと言われた。
他にサウナに入りに来ていた地元の人や観光客の女性が顔や身体に何やら塗り塗りしている。
恐らくこれは受付の横のショーケースにあったパックやスクラブだな。
折角なので私も何か試す事にした。
受付のお姉さんにあれこれ尋ね、お勧めを教えて貰うと、タマリンドとミルクのパックがあると言う。
個々の名前は存じている。一体どんなものか?
目の前でお姉さんが準備をしてくれる。
棚から取り出したのは丸いタマリンドの実その物だった。
プラスティックのボウルに冷蔵庫から取り出したミルクを1パック開け、手を使ってミルクの中でタマリンドを潰し出す。
タマリンドが種から解されてミルクと混ざって行く。
これだけで美味しそうに見える。
これを、身体や顔に塗って、中に入った皮や実の欠片でスクラブをすればいいそうだ。
シャバシャバしたミルクがドローっとしたパックっぽい粘土になった。
匂いは酸味のある牛乳?決して腐った匂いではない。
テーブルのあるところで、始め躊躇しそうになったがおもむろにボウルの中に手を突っ込みパック剤を一掬い。
ひんやりしていた。それを顔へべっとり塗り付けた。
冷たいし、匂いがある。次第に匂いには慣れる。
腕や足などガウンから出た身体の部位にも塗ってみた。
そのままサウナへ入る。
再び繰り返しの始まり。
個室の水浴び場へパックを持って入り、ガウンを脱いで全身にも塗る。
皮などゴロゴロした実でスクラブをしてみたり。
なんせテーブルなどある場所はオープンエアの野外なので若干ハエにたかられたような気もしないでもないが、この解放感が東南アジアの醍醐味だし、何処でも床が水浸しなのもならでは。
これがパック剤で↑
こんな風に実が入ったまま↑
ボウルにたっぷり入ったパック剤が無くなるまで何度も塗り重ねちゃーサウナへ。
最後にパック剤を個室の中で洗い流し、冷えた身体をサウナで温めると、お姉さんがパジャマを持って来てくれた。
それに着替えて2階のマッサージ室へ。
何とも言えない総柄の上下。
(私に似合わなくもない。笑)
なかなか落ち着いた薄暗い部屋にはマットが3つ敷いてあった。そこでラオス式マッサージを受けた。
海のない農村ばかりの国。ハードな農作業をする人々のために筋肉を強く解すマッサージがあったそうだ。
その名残とタイ古式マッサージが合わさったようなマッサージを体験した。
腕や肩なんかは筋肉を圧迫し、掴んでグイグイ揉む。足や腕、肩首にはタイガーバームを付けて、刷り込みながら滑らせて骨の回りを流していく。
これはきっとリンパに沿って流しているのだな。手順はタイ古式のセンとは少し違った。
うつ伏せで、背中から始める。そして足の裏面。
仰向けになって、右足表面から右腕。
左足表面から左腕。最後は坐位で肩首。
これはラオスの別の店で受けたオイルマッサージでも同じ流れだったので、ラオス式ではこれが主流なのだろう。
サウナのあとで温まった身体が、エアコンのガンガンなこの部屋で冷えてしまったが、マッサージの技術自体は悪くない。
みんな感覚で行っているんだろう。
ちなみにこんなお部屋で受けました↑
東南アジアの人はマッサージが上手いと思うのは私だけだろうか?
過去にタイ人のマッサージのおばちゃんに
「タイ人ってみんなマッサージ上手いねー。」と言ったら、
「だって、みんな受けるの好きだから、上手になるね。」と答えてもらった事がある。
その時なんとなく、「なるほど」と思った記憶がある。
やはり受けて揉んでこなして、が上達への道なのだな。
やはり、マッサージや民間療法の奥は深い。
潜入調査が一番だと身に染みたのであった。
Hiromi