4月は結構読めたなー。
財布との戦いはあるけれど。
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4月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:6225ページ
眠り姫とバンパイア (ミステリーランド)
ファンタジーかと思っていたら、ガッツリリアルでシビアな作品で、我孫子さんでした。死んだはずの父親が戻ってくると言っている少女。さて、父の正体は?ってことなんだけど、私が推理したのと違いました。ただの大人の事情だけでもないところがよい。少女はこの件でかなり大人になっちゃうなぁ・・・
読了日:04月30日 著者:我孫子 武丸,MARUU
戦争大臣 II 天鵞絨の死 (角川ホラー文庫)
2巻はホラー度がだいぶ薄れて逃亡者スナークVS国家Jの刺客。新たな仲間をゲットしたスナークが立ち向かっていくわけだけど、科学者であるスナークの才能がいいよね。素敵。それにしても現実世界が気になります。どうなってしまうの?3巻でホントに終わりなの?なんども文中に出てくるのに、登場人物たちが20歳前というのが頭に浮かばない私です
読了日:04月28日 著者:遠藤 徹
私たちが星座を盗んだ理由 (講談社ノベルス)
「恋煩い」がとても好み。途中でなんとなく悪意を感じつつもそれ以上に恋に一生懸命でおまじないに夢中なアキが可愛くて。そして「妖精の学校」は背景がわかってから読みなおすと・・・。「嘘つき紳士」もいい。そして苦しくなる「終の童話」。最後の表題作「私たちが星座を盗んだ理由」は北山さんっぽいなーと思ったり。
読了日:04月27日 著者:北山 猛邦
終わらせ人 (ホラー文庫)
離れて住んでいた母から残された遺産は・・・。終わらせ人は割りきって考えなければ辛いね。あの村の存在があってこそなのだけど、理解しきれてない部分があるので読みなおそう。私には合う好みのお話で読後感も良かったです。
読了日:04月26日 著者:松村 比呂美
ナニワ・モンスター
インフルエンザウイルスによるパンデミック作品だと思って読み始めたら、いやいや、いつもどおりで安心しました。ただ、表紙からうける印象よりもエンタメ度は少なめで真面目な作品。彦根さんと村雨知事の話にはぐっとひきこまれます。海堂さんの理想と政治に対する思いを詰めこまれているのは通常運転。相変わらずリンク先がいろいろあるのでファンは必読。
読了日:04月25日 著者:海堂 尊
小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団
瀬名さんがドラえもんが大好きなのがひしひしと伝わってくるそんな作品。ところどころに現れる専門的(ロボット工学的な?)な部分も込みで良い作品だと思います。道具の説明や、人物の掘り下げ方に愛がありました。そして親を説得する役目はあの人!満足しました♪
読了日:04月25日 著者:瀬名 秀明
SROⅢ - キラークィーン (中公文庫)
3巻目はテンポがよすぎてあっという間に読み終えました。近藤房子が怖いです。シリアルキラーというか、真性のドSでさらに我慢強くて。最強過ぎる。SROのメンバーがどんどんズタボロにされてしまい辛い。次は室長ですね、4巻はそれしか考えられない。そして麗子さんと坊屋さんにぜひ活躍してもらいたいです。
読了日:04月22日 著者:富樫 倫太郎
葬神記 考古探偵一法師全の慧眼 (角川文庫)
考古ミステリかな~とでわくわくしながら読み始めたんだけど、私には微妙。ちょっと間怠っこしいというか。だからと言って薀蓄たっぷりなわけでもないので中途半端感。ただ、今後の古屋くんの成長は楽しみだし、山の教団との戦い(?)に期待してます。
読了日:04月19日 著者:化野 燐
幽霊詐欺師ミチヲ (角川ホラー文庫)
表紙からは想像がつきにくいコメディ?というか。ホラーですので描写はかなりグロいです。映像化したらかなりヤバい作品。ミチヲはへたれ・・・と思って読んでたんだけど優しいし、マジメな子だなという印象。マミコさんとうまく共存してください。カタリとカネコもよいキャラなのでシリーズ化希望。
読了日:04月18日 著者:黒 史郎
ファントム・ピークス (角川文庫)
宮部みゆきさんの帯に惹かれ購入したら、展開が気になって一気に読み終えました。女性が山で襲われて、半年後に骨が見つかって・・・何も仕入れずに読んだので、登場人物たちと一緒にハラハラドキドキ。淡々とした文章は余計な物がまったくないので読みやすく、それがよりパニック度を煽る。山の風景も頭に浮かびやすい。自然との共生についても考えさせられるし良い作品。作者が鬼籍に入っているとは残念です。
読了日:04月18日 著者:北林 一光
アンデッド 拷問教室 (角川ホラー文庫)
アンデッドシリーズの完結編。謎がいろいろ解けたことにしているが、それはヒロインの設定のせいで微妙な感じ。近づいてくる人が明らかに怪しいのに弱点教えてどうする!!君たちはあんな事件にあいながら警戒心がないのか?とツッコミたくなったり。見所はやっぱり拷問シーンでしょうか?想像しながら読むと大変です。(1巻目と3巻目では拷問の目的が違う気がする)参考文献も侮れない。
読了日:04月14日 著者:福澤 徹三
ジェノサイド
とても面白かったです。本屋さんのポップに惹かれて購入したのは間違いじゃなかった。薬学やりたかったなぁとつい。父から子に受け継がれた研究、病の子供を助けるために稼ぐ傭兵、そして大国アメリカ、コンゴの内戦。手に汗握る展開で一気に読めてしまう。ルーベンスくんのキャラが好きです。「ジェノサイド」するのはそうなのか、たしかに。面白いと思う反面考え込んでしまう内容でもありました。
読了日:04月13日 著者:高野 和明
SRO〈2〉死の天使 (中公文庫)
前作よりもテンポよく、楽しく読了。面白いです。宗教をちゃんと持っていない私には琥珀医師の信念が理解できず、心底怖いと思ってしまった。でも、なんとなく琥珀医師に惹きこまれてしまう。謹慎中でも事件を解決してしまうSROのメンバーが素敵。
読了日:04月10日 著者:富樫 倫太郎
幼虫旅館 (講談社ノベルス)
ミステリ作家志望の会社員赤井を主人公とした第3段。けど、前2作を読んでなくても問題ないと思います。地震により孤立してしまった旅館で起きるホラーっぽい殺人事件なんだけど・・・正直、もっと幼虫様関連は気持ち悪いと思ったのに、真相はほぼミステリ。読みやすくなった分、一番不気味さはあるかな?それにしても拷問シーンはマジ無理。いろいろ頭の中でリアル事件を想像したりで無理。
読了日:04月10日 著者:赤星 香一郎
崩れる 結婚にまつわる八つの風景 (角川文庫)
読了後にずっしり。男性作家と思えない視点で書かれている短篇集ですよ。なんでこんなに女性がわかるのかな?貫井さんは。すごい。「憑かれる」「腐れる」は好き。あとは、なんつーか結婚に夢がまたなくなりました。こんなに面倒ならひとりでいいやと。表題作の「崩れる」はそうなるよね!それしか方法ないよねと思ったり。どうやったらカスをひかずにすみ、自分がカスにならずにすむか考えなきゃ。
読了日:04月08日 著者:貫井 徳郎
千家分流
千家3部作の最後は宗旦とその息子たちのお話。宗旦は良いお子様たちに恵まれました。紆余曲折あったけど、長男宗拙以外は表千家(宗左)、裏千家(宗室)、武者小路千家(宗守)と現代にまで繋がる利休居士の茶の湯を残しているのですから。どこまでが真実かわからなくなるけど、各祖が極め、そして続いてるお茶の道なので私も末端ながら続けていきたいと改めて誓える作品でした。
読了日:04月07日 著者:井ノ部 康之
千家奔流
千家3代宗旦がメインのストーリー。史実とフィクションが混ざっているのですが、もしかしたら・・・と思ってしまう展開。自分は「乞食宗旦」と呼ばれていたが、子供たちは士官させ、最終的には現在に残る、表千家・裏千家・武者小路千家を起こさせたわけで。実際、宗拙と宗守の母親とはどうだったんだろう?茶道に興味がある人以外も楽しく読めると思います。姫宗和との一席がとても素晴らしいです。私も心が通い合うようなお茶事をしたいものです。
読了日:04月06日 著者:井ノ部 康之
千家再興
千利休の娘婿千少庵を主人公とした千家の物語。「再興」というタイトルだけど、再興までいきつくのは最後の数ページであとは千少庵と利休居士の長男道安の葛藤、そしてなんといっても利休居士と秀吉の間に何があったのか。実際はわからないけどドラマチックに書かれており、大変興味深い。秀吉さんには秀吉さんの、利休居士には利休居士の美意識があったのはわかるけど、やっぱり秀吉さん嫌い。次は千家3代宗旦がメインの千家奔流へ。
読了日:04月05日 著者:井ノ部 康之
同葬会 (角川ホラー文庫)
正統派ホラーだと思います。心霊スポットに興味本位で行っちゃダメなんですよー。ホラー大好きな私はリアルには関わらないように気をつけてます。もうちょっと主人公たちに魅力があったらなぁ。あと、死に方がバラバラで辛さ怖さの差はランダム?炎のがいちばん怖い。
読了日:04月03日 著者:藤 ダリオ
シンフォニック・ロスト (講談社ノベルス)
好きです、こういうの。吹奏楽=ホルン=まほろとかこの界隈なら絶対思うはず。吹奏楽部同士のカップルは片方死ぬよーという噂のがあって、先輩がまず死んで・・・読み返しまくりったら、「ん?あ、そうか」と思うポイントはあるにはあるんですよ。でも、そうとは気づいてなかった。こういうのはネタバレになるので感想を書きづらいけど、泉くんはチビだけどラノベ主人公並にモテモテです。
読了日:04月03日 著者:千澤 のり子
シンメトリー (光文社文庫)
姫川さんシリーズの3冊目は短篇集で、長編とはまた違った味のある作品でした。表題作の「シンメトリー」も良いのですが、私は「右では殴らない」でアホ娘にイラつきながらも最後でスカッとし、「東京」で心が温まりました。いろんな姫川さんを見れて良い短篇集でした。
読了日:04月01日 著者:誉田 哲也
読書メーター
財布との戦いはあるけれど。
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4月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:6225ページ

ファンタジーかと思っていたら、ガッツリリアルでシビアな作品で、我孫子さんでした。死んだはずの父親が戻ってくると言っている少女。さて、父の正体は?ってことなんだけど、私が推理したのと違いました。ただの大人の事情だけでもないところがよい。少女はこの件でかなり大人になっちゃうなぁ・・・
読了日:04月30日 著者:我孫子 武丸,MARUU

2巻はホラー度がだいぶ薄れて逃亡者スナークVS国家Jの刺客。新たな仲間をゲットしたスナークが立ち向かっていくわけだけど、科学者であるスナークの才能がいいよね。素敵。それにしても現実世界が気になります。どうなってしまうの?3巻でホントに終わりなの?なんども文中に出てくるのに、登場人物たちが20歳前というのが頭に浮かばない私です
読了日:04月28日 著者:遠藤 徹

「恋煩い」がとても好み。途中でなんとなく悪意を感じつつもそれ以上に恋に一生懸命でおまじないに夢中なアキが可愛くて。そして「妖精の学校」は背景がわかってから読みなおすと・・・。「嘘つき紳士」もいい。そして苦しくなる「終の童話」。最後の表題作「私たちが星座を盗んだ理由」は北山さんっぽいなーと思ったり。
読了日:04月27日 著者:北山 猛邦

離れて住んでいた母から残された遺産は・・・。終わらせ人は割りきって考えなければ辛いね。あの村の存在があってこそなのだけど、理解しきれてない部分があるので読みなおそう。私には合う好みのお話で読後感も良かったです。
読了日:04月26日 著者:松村 比呂美

インフルエンザウイルスによるパンデミック作品だと思って読み始めたら、いやいや、いつもどおりで安心しました。ただ、表紙からうける印象よりもエンタメ度は少なめで真面目な作品。彦根さんと村雨知事の話にはぐっとひきこまれます。海堂さんの理想と政治に対する思いを詰めこまれているのは通常運転。相変わらずリンク先がいろいろあるのでファンは必読。
読了日:04月25日 著者:海堂 尊

瀬名さんがドラえもんが大好きなのがひしひしと伝わってくるそんな作品。ところどころに現れる専門的(ロボット工学的な?)な部分も込みで良い作品だと思います。道具の説明や、人物の掘り下げ方に愛がありました。そして親を説得する役目はあの人!満足しました♪
読了日:04月25日 著者:瀬名 秀明

3巻目はテンポがよすぎてあっという間に読み終えました。近藤房子が怖いです。シリアルキラーというか、真性のドSでさらに我慢強くて。最強過ぎる。SROのメンバーがどんどんズタボロにされてしまい辛い。次は室長ですね、4巻はそれしか考えられない。そして麗子さんと坊屋さんにぜひ活躍してもらいたいです。
読了日:04月22日 著者:富樫 倫太郎

考古ミステリかな~とでわくわくしながら読み始めたんだけど、私には微妙。ちょっと間怠っこしいというか。だからと言って薀蓄たっぷりなわけでもないので中途半端感。ただ、今後の古屋くんの成長は楽しみだし、山の教団との戦い(?)に期待してます。
読了日:04月19日 著者:化野 燐

表紙からは想像がつきにくいコメディ?というか。ホラーですので描写はかなりグロいです。映像化したらかなりヤバい作品。ミチヲはへたれ・・・と思って読んでたんだけど優しいし、マジメな子だなという印象。マミコさんとうまく共存してください。カタリとカネコもよいキャラなのでシリーズ化希望。
読了日:04月18日 著者:黒 史郎

宮部みゆきさんの帯に惹かれ購入したら、展開が気になって一気に読み終えました。女性が山で襲われて、半年後に骨が見つかって・・・何も仕入れずに読んだので、登場人物たちと一緒にハラハラドキドキ。淡々とした文章は余計な物がまったくないので読みやすく、それがよりパニック度を煽る。山の風景も頭に浮かびやすい。自然との共生についても考えさせられるし良い作品。作者が鬼籍に入っているとは残念です。
読了日:04月18日 著者:北林 一光

アンデッドシリーズの完結編。謎がいろいろ解けたことにしているが、それはヒロインの設定のせいで微妙な感じ。近づいてくる人が明らかに怪しいのに弱点教えてどうする!!君たちはあんな事件にあいながら警戒心がないのか?とツッコミたくなったり。見所はやっぱり拷問シーンでしょうか?想像しながら読むと大変です。(1巻目と3巻目では拷問の目的が違う気がする)参考文献も侮れない。
読了日:04月14日 著者:福澤 徹三

とても面白かったです。本屋さんのポップに惹かれて購入したのは間違いじゃなかった。薬学やりたかったなぁとつい。父から子に受け継がれた研究、病の子供を助けるために稼ぐ傭兵、そして大国アメリカ、コンゴの内戦。手に汗握る展開で一気に読めてしまう。ルーベンスくんのキャラが好きです。「ジェノサイド」するのはそうなのか、たしかに。面白いと思う反面考え込んでしまう内容でもありました。
読了日:04月13日 著者:高野 和明

前作よりもテンポよく、楽しく読了。面白いです。宗教をちゃんと持っていない私には琥珀医師の信念が理解できず、心底怖いと思ってしまった。でも、なんとなく琥珀医師に惹きこまれてしまう。謹慎中でも事件を解決してしまうSROのメンバーが素敵。
読了日:04月10日 著者:富樫 倫太郎

ミステリ作家志望の会社員赤井を主人公とした第3段。けど、前2作を読んでなくても問題ないと思います。地震により孤立してしまった旅館で起きるホラーっぽい殺人事件なんだけど・・・正直、もっと幼虫様関連は気持ち悪いと思ったのに、真相はほぼミステリ。読みやすくなった分、一番不気味さはあるかな?それにしても拷問シーンはマジ無理。いろいろ頭の中でリアル事件を想像したりで無理。
読了日:04月10日 著者:赤星 香一郎

読了後にずっしり。男性作家と思えない視点で書かれている短篇集ですよ。なんでこんなに女性がわかるのかな?貫井さんは。すごい。「憑かれる」「腐れる」は好き。あとは、なんつーか結婚に夢がまたなくなりました。こんなに面倒ならひとりでいいやと。表題作の「崩れる」はそうなるよね!それしか方法ないよねと思ったり。どうやったらカスをひかずにすみ、自分がカスにならずにすむか考えなきゃ。
読了日:04月08日 著者:貫井 徳郎

千家3部作の最後は宗旦とその息子たちのお話。宗旦は良いお子様たちに恵まれました。紆余曲折あったけど、長男宗拙以外は表千家(宗左)、裏千家(宗室)、武者小路千家(宗守)と現代にまで繋がる利休居士の茶の湯を残しているのですから。どこまでが真実かわからなくなるけど、各祖が極め、そして続いてるお茶の道なので私も末端ながら続けていきたいと改めて誓える作品でした。
読了日:04月07日 著者:井ノ部 康之

千家3代宗旦がメインのストーリー。史実とフィクションが混ざっているのですが、もしかしたら・・・と思ってしまう展開。自分は「乞食宗旦」と呼ばれていたが、子供たちは士官させ、最終的には現在に残る、表千家・裏千家・武者小路千家を起こさせたわけで。実際、宗拙と宗守の母親とはどうだったんだろう?茶道に興味がある人以外も楽しく読めると思います。姫宗和との一席がとても素晴らしいです。私も心が通い合うようなお茶事をしたいものです。
読了日:04月06日 著者:井ノ部 康之

千利休の娘婿千少庵を主人公とした千家の物語。「再興」というタイトルだけど、再興までいきつくのは最後の数ページであとは千少庵と利休居士の長男道安の葛藤、そしてなんといっても利休居士と秀吉の間に何があったのか。実際はわからないけどドラマチックに書かれており、大変興味深い。秀吉さんには秀吉さんの、利休居士には利休居士の美意識があったのはわかるけど、やっぱり秀吉さん嫌い。次は千家3代宗旦がメインの千家奔流へ。
読了日:04月05日 著者:井ノ部 康之

正統派ホラーだと思います。心霊スポットに興味本位で行っちゃダメなんですよー。ホラー大好きな私はリアルには関わらないように気をつけてます。もうちょっと主人公たちに魅力があったらなぁ。あと、死に方がバラバラで辛さ怖さの差はランダム?炎のがいちばん怖い。
読了日:04月03日 著者:藤 ダリオ

好きです、こういうの。吹奏楽=ホルン=まほろとかこの界隈なら絶対思うはず。吹奏楽部同士のカップルは片方死ぬよーという噂のがあって、先輩がまず死んで・・・読み返しまくりったら、「ん?あ、そうか」と思うポイントはあるにはあるんですよ。でも、そうとは気づいてなかった。こういうのはネタバレになるので感想を書きづらいけど、泉くんはチビだけどラノベ主人公並にモテモテです。
読了日:04月03日 著者:千澤 のり子

姫川さんシリーズの3冊目は短篇集で、長編とはまた違った味のある作品でした。表題作の「シンメトリー」も良いのですが、私は「右では殴らない」でアホ娘にイラつきながらも最後でスカッとし、「東京」で心が温まりました。いろんな姫川さんを見れて良い短篇集でした。
読了日:04月01日 著者:誉田 哲也
読書メーター