最近ちっとも本を読んでないなぁ。
ということで9冊です。
でも、2回読んだり、再読の本とかはあるんだよぉ。

そして病んでた1月。
ホラーばっかり読んでました。ハハハ。
「首ざぶとん」と「秋の牢獄」は良かったです。
そしてバチカン奇跡調査官シリーズ気に入りました。
今は2冊目を2周目です。

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1月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2776ページ

秋の牢獄 (角川ホラー文庫)秋の牢獄 (角川ホラー文庫)
世界にひきこまれました。「秋の牢獄」はよくあるパターンなのに、どうして!とりあえず読んでほしい。2作目は血なまぐさい現代の事件も混ざっているのに、そういった感じがしない。そして3作目。これは地味ぃにぞっとします。全体的にリアルとの境界線にうまく存在している不思議な世界。一足踏み込むだけで恒川ワールド。ホラー文庫じゃないほうがたくさんの人に読まれる気がする。
読了日:01月24日 著者:恒川 光太郎
首ざぶとん (角川ホラー文庫)首ざぶとん (角川ホラー文庫)
とても好み、すごく好み。怪異にはちゃんとしたオチがほしいわけじゃないので、このくらいがちょうどいい。既に足を踏み入れてしまってる二人が、次の話では日常に戻っているところも興味深い。普通は心にずっと残っていそうでとりこまれてしまうと思うのだけど。今後もこのシリーズを続けてほしいです。
読了日:01月22日 著者:朱雀門 出
災厄 (講談社文庫)災厄 (講談社文庫)
人間の悪意は怖い。ちょっとしたことからどんどんと悪いほうへと転がっていくのは、読んでいて非常に不安になる。少年犯罪を取り上げた作品ならばたくさんあるけど、加害者の弁護士の身内を焦点にするのは珍しいのでは?主人公の気持ちも、彼女を取り巻く人たちの気持ちもなんとなくわかってしまう・・・。この先も悪意はきっと続いていくわけで。
読了日:01月21日 著者:永嶋 恵美
ソウ ザ・ファイナル--SAW 3D (角川ホラー文庫)ソウ ザ・ファイナル--SAW 3D (角川ホラー文庫)
ファイナルということでもったいぶってやっと読了。ジルとか、新キャラの奥さんとか不憫。最後までシリーズを読み続けてあの人が出てきたときは「ほほぅ!そういうことか」と。これは劇場で見たSAWファンは喜んだのではないでしょうか。ツッコミたいところはあるけれど、良い幕引き。
読了日:01月19日 著者:行川 渉
ホーラ―死都 (文春文庫)ホーラ―死都 (文春文庫)
不倫相手に贈られたヴァイオリンがキーアイテム。(ちょっと弾いてみたい)中途半端な宗教観を持つ日本人に聖痕が現れても「はて?」とかむしろ「気味が悪い」と感じ「奇跡!」とはなかなか思いそうもない。ヒロインもそんな女性なんだけど、ホーラによってその世界に飲み込まれいく過程がいい。この島が実際にあるのかと思うほど世界にどっぷり使っていたらあとがきで「ない」と知りショックを(苦笑)そのくらいリアリティのある描写はさすが!
読了日:01月19日 著者:篠田 節子
怪談熱 (角川ホラー文庫)怪談熱 (角川ホラー文庫)
面白かった!これはあるかもしれないという怖さで面白い。怪談の種類も様々なので飽きさせない。個人的には「猿島」が怖い。異国は風習もわからないので自分の小さな行動が何に変わるかわからないし。最後の「憑霊」は少しほっとした。
読了日:01月17日 著者:福澤 徹三
バチカン奇跡調査官  黒の学院 (角川ホラー文庫)バチカン奇跡調査官 黒の学院 (角川ホラー文庫)
思ってたよりも充分に楽しめました。あれは?とかいろいろ思ったところもあるけどシリーズのようなので今後も楽しみにします。バチカンとか悪魔とか奇跡とか面白くないわけがないと思ってます。
読了日:01月14日 著者:藤木 稟
心理検死官ジョー・ベケット (集英社文庫)心理検死官ジョー・ベケット (集英社文庫)
タイトルである「心理検視官」という職業はなく、訳者の造語ということ。スピード感もあり、内容も楽しめたのだがいかんせん、この職業がまだ理解出来ないできないので、シリーズが続くなら今後も読んでいきたい。ジョーの心の傷が癒えますように。
読了日:01月09日 著者:メグ・ガーディナー
モルフェウスの領域モルフェウスの領域
AIからコールドスリープに。バチスタシリーズよりも医療的というよりも倫理観とかメンタルとかそういうめんどくさいほうが中心。最初読んだときは涼子の行動うるうるしたけれど、よくよく考えてみたら気持ち悪いというか重く感じてしまった。相変わらずいろんな話とリンクしてるし、なんといってもアツシくんだし。医学のたまごを読み返そうかな。
読了日:01月05日 著者:海堂 尊

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