月末に試験があったのであんまり読んでないと思ってたんだが・・・

10冊超えてたなぁ。

まぁ、そんなもんか。

かなり積読が増えてきたので12月はバッサバッサと片付けたいと思います。

って、12月も忙しいんだけど。


---

11月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3751ページ

最後の封印 (徳間文庫) 最後の封印 (徳間文庫)
かなり昔の作品だったのですね。アクションシーンとかはさすが経験者だなと感じました。相手の強さをはかるために一度戦ってみるとか。異分子に対しての人間の反応はこんなもんだと思う。排除というよりも忌み嫌うというんだろうか?ミュウ側から見た世界も読んでみたい。
読了日:11月30日 著者:今野敏
影姫 (角川ホラー文庫) 影姫 (角川ホラー文庫)
最初の2ページでやめようかと思ったんだけど、気を取り直して読みました。ラノベっぽいんだけど、ラノベじゃ問題があるか。参考文献も使ってるし、どうせだったらもっと民俗学っぽい展開でも良かったのになぁ。
読了日:11月29日 著者:飯野 文彦
ハニービターハニー (集英社文庫) ハニービターハニー (集英社文庫)
端から見たらむかつ男性ばかり出てくるのに・・・何かにくめない彼ら。「こなごな」が好きというか、なんというか。よし、がんばれ的な。あぁ、ごめんなさい。恋愛小説を普段まったく読まないので感想がうまいこと書けない。「でも、全部許せるなら、愛だよ」 うーん、自分がそういう人に出会ってないからか!
読了日:11月29日 著者:加藤 千恵
悪人 下 悪人 下
誰が悪人だった?誰も悪人じゃなかった?いえいえ、私はあいつが一番むかつきましたな、裁かれないけどさ。読んだ人はたいていあいつがむかつくと思います。そしてラストはせつないね。あれは優しさとしか思えないので、彼女は彼の真意を理解して前を向いて生きて欲しいです。被害者のお父さんの場面で泣いた。どんな側面を持っていても親にとっては大事な子供でしかない。
読了日:11月25日 著者:吉田 修一
悪人 上 悪人 上
物語なんだけど、登場人物一人一人のわりと丁寧に書かれているのでなんかある事件のまとめ記事を読んでいる気分。人間どこかしら悪いもんは持ってるよね。ねたみそねみひがみがない方がめずらしいと思う。そしてあれ?話は私の思う方向と別に転がっているようだ。下巻へ急げー!
読了日:11月24日 著者:吉田 修一
パンデミック・アイ 呪眼連鎖 (下) (宝島社文庫 C か) (宝島社文庫 C か 2-2) パンデミック・アイ 呪眼連鎖 (下) (宝島社文庫 C か) (宝島社文庫 C か 2-2)
んー、ラストが小さくまとまっちゃったような感じがしたけど、得体の知れない閉塞感みたいなものは感じたので良いホラーだと。現代と明治が交互に出てくるんだけど、明治パートが良いので別々に刊行しても面白かったかも。囚人道路については細かく知らなかったので勉強したいと思いました。
読了日:11月23日 著者:桂 修司
パンデミック・アイ 呪眼連鎖 (上) (宝島社文庫 C か) (宝島社文庫 C か 2-1) パンデミック・アイ 呪眼連鎖 (上) (宝島社文庫 C か) (宝島社文庫 C か 2-1)
読み始めた時の予想とは少し違う方向へ話が進んでる。静かに浸透してくる不気味さは読んでいるうちに息苦しくなってくる。さて下巻に。
読了日:11月22日 著者:桂 修司
嘘神 (角川ホラー文庫 み) 嘘神 (角川ホラー文庫 み)
ホラー大賞もこういう作品で受賞できるんだなぁ。「CUBE」「SAW」系の密室からの脱出。ゲームを使うのならもう少し頭のいい登場人物が多くてもいいと思ったんだけど、。(過去にトラウマがあるにせよ)みんなそこそこのバカなのが面白いところ。最後に理由が明かされるのは良かった。だいたいこういうのは理由がわからなかったり、エンドレスになるのが多いし。
読了日:11月18日 著者:三田村 志郎
心霊探偵八雲  SECRET FILES 絆 (角川文庫 か) 心霊探偵八雲 SECRET FILES 絆 (角川文庫 か)
そうかそうかと納得しながら読む。昔の八雲くんは大変だったわけですね。だからこそ目を見て綺麗と言った春香の存在が大きいんだなぁ。それにしても一心さんがかっこよすぎる。
読了日:11月12日 著者:神永 学
絶望ブランコ (光文社文庫) 絶望ブランコ (光文社文庫)
いつものように淡々と物語は進んでいく。本来はしたくない仕事でお金を稼ぐしかない弟。そして弟に養われる盲目で美人な姉にも別の姿が。下手したらただのエログロになりそうなのに、大石さんの作品からはなぜかそれを感じない。主人公たちは感情(たとえば愛情にせよ)を持っているのに、絶望感が漂ってるからだろうか?エピローグで満足した。破滅が待っていたとしてもこの幸せな時間を・・・
読了日:11月11日 著者:大石 圭
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫 ぬ 2-1) 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫 ぬ 2-1)
はぁ・・・なんという閉塞感、なんという息苦しさ。先が気になって、苦しいのにやめられない。筋道は予想通りだけれどなんて重いんだろう。愛ってなんだろう。登場人物の誰にも感情移入できないというか、むしろ、十和子も陣治も水島も嫌い。だけど本を閉じたあとに涙が出たのはなんでだろう。愛情を証明するのって難しい。
読了日:11月09日 著者:沼田 まほかる
9の扉 リレー短編集 9の扉 リレー短編集
辻村さんがすごい! お題だけをまわすのかと思ってたら、後日談があったりで面白かった。特に貫井さんからの流れがたまらなかった。大満足の一冊です。それにしても辻村さんがすばらしい。そしてあとがきの北村さんも!
読了日:11月02日 著者:北村 薫,法月 綸太郎,殊能 将之,鳥飼 否宇,麻耶 雄嵩,竹本 健治,貫井 徳郎,歌野 昌午,辻村 深月

読書メーター