起業前に適性を知る

　　　　　　　　　

ナカシマです（ナカジマではありません）

スクールを立ち上げてもうすぐ1年になります

1年振り返ってみて思うのが、自分のやっていることに不安を持っている人が

とても多かったということです

男性より女性の方が「分からないことは分からないと言い易い」のだと思いますが、

自分の技術に不安を持っている人は起業してはいけないと思います

本来起業するときに一番不安に思うことは、「お客様が来てくださるかどうか」ということ、

つまり経営に関することだと思います

技術面ではないですよね

飲食店をオープンするときに、自分が作る料理に自信がない人は、

大金かけてお店をオープンしないと思います

味には自信満々でオープンしても、技術と経営は別ですから

うまくいかないお店もたくさんあります

技術や経営を学ぶにはサロンワークが一番です

実際のサロンで自分がどう評価されるのか、

もちろん、お客様は技術だけでなく、接客態度も見ています

サロン側は帰属意識や勤務態度や能力を見ています

サロンに勤務すれば、いろんな立場の人からの評価で、

自分というものがよく分かるようになります

お給料をいただいて、勉強できるなんて、

失敗しない経営を行っていくために、こんないいことはないと思いますよ

最近のサロンでの採用基準のひとつに、

「サロンワーク経験者」というおもしろい基準があるのも、

「スクールを出ていきなり開業、経営がうまく行かないからお勤めしたい、

　だけどそんな人は断り・・・」ということもあるんでしょうね

サロンに勤務するとは言っても、年齢制限や家庭の諸事情などで、

難しいこともたくさんあると思います

ですが、サロンを経営していく上で、基準になるのが勤めていたサロンです

その基準が何もないことが、自分を苦しくさせてしまっているんじゃないですかね

もちろん、サロンワークの経験がなくても、安定した経営をされている方もいます

でも、必ず経営につながる何かしらのバックボーンがあるはずです

モデルさん相手にどれだけ技術練習したところで、それは生きた技術ではありません

あくまでも練習です

生身のお客様を目の前にして、正規の料金をいただき、リピートしていただき、

大切なお知り合いを紹介していただくことができて、初めて生きた技術と言えます

サロンワークを経験すると、技術者としての適性があるかどうかだけでなく、

経営者としての適性も分かります

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