正論が正解ではないことを知る
わが家で久々に夕陽を見ました いろんな方々に支えられて応援していただいて
今の自分が成り立っていることを心から感謝します 本当にみなさま、ありがとうございます
恩返しができますようさらに精進してまいります
ナカシマです(ナカジマではありません)
スタッフ・ミーティングなどでよく話すのが
「正論を知った上で正解を見つけましょう」です
前職で幼児教育を長いことやっておりましたが
3歳児神話にとりつかれて、身動きができなくなっている母親をたくさん見ました
3歳までに子供の人格や能力のほとんどが形成されるから
その期間は母親がずっとそばにいた方がいい
だから、その期間は専業主婦であるべきだ
大脳生理学的にも、発達心理学的にも、児童心理学的にもそのとおりで、正論です
でも現実はどうでしょうか
失業率が5%を超え、親の介護や子供の教育費の増加などで、
小さな子供がいても働かざるを得ない状況がそこにあります
3歳までは母親がそばにいる方がいい
正論過ぎて誰も何も言えませんが、正解ではないです
それでは生活していけないご家族も現実たくさんあるわけですから
正論は正しいです
でも、現実に即していなければ意味をなしません
正論に賛同できない現実の生活がそこにあるから
後ろめたさをかくしつつも、子供を預けて働く母親が多くなるわけです
心で子供に「ゴメンね」と手を合わせながら・・・
子供はどんなお母さんでも大好きですよ
どんなお母さんでも受け入れてます
全力でお母さんを理解しようとしています
時間じゃない、たとえ一緒にいる時間が少なくても
全身全霊で向き合えば絶対に大丈夫
自分をダメな母親だと思わないでください
そんな母親の正解を見つけてあげるのが幼児教育業界の仕事です
経営も同じです
正論は正しいですが、それで経営が成り立たなかったら
それは正解ではないし、経営者としては失格ですね
「私は正しいことをした!」と言ったところで経営破綻した時に、
社員は、その家族は、どうなるのかを考えると正しい間違っていると
即答できる問題ばかりではありません
正論=正解になるのがベストですが
そうはならないことを知っているからこそ経営者なんですよね
経営は起業とは違います
起業は一時的なことでしかありませんが
経営は営みを継続していくのが大前提です
正論と正解、お客様や生徒さんがどの部分で反応するかはそれぞれです
深く同調できるのは、正論ですか?正解ですか?
【ビジネス・カウンセリング講座】や【ブランディング講座】は
正解の話をしたいと思っています
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