2023夏休み サイパン | ルスランの食べ歩き日記 Vol.2(2012年~)

ルスランの食べ歩き日記 Vol.2(2012年~)

普段使いの美味しい料理を求めて世界を旅します

夏休みは娘の塾の夏期講習の合間を利用して
サイパンに家族旅行に行きました。

サイパンは夫婦では13年ぶり、娘は初めてとなり
ます。我が家の中ではかつてサイパンはお気に入り
目的地の上位をしめていたのですが、2010年頃
から減便で行きにくくなり、2018年にはデルタ
航空撤退でとうとう日本からのフライトが
消滅しました。

(2019年にスカイマークが参入しましたが、
こちらもすぐに撤退)

代わりに中韓からのフライトが大増便されて
日本人が多かった時代以上に賑わったとのこと
ですが、コロナ禍を経て中国人は復活せず、今は
韓国人観光客が8〜9割です。

確かにサイパンへのフライトは韓国からは毎日
5〜7便あるのに対し日本からは2022年秋に新規
就航したユナイテッド航空が毎日ではなく週3便
なので差は歴然ですね。B747が複数便飛んでいた
2000年代初頭からすると、行きにくさからまさに
日本からは秘境になりつつあります。

さて、久々のサイパンはどうなっているのでしょうか?


マニャガハ島の北側ビーチ⛱️

メインビーチより魚の影が断然濃いですが、流れが

あるので子連れ向きでは無いと言われています。

この日は流れも無くシュノーケリングで熱帯魚が

多く見られて娘は大満足。


マニャガハ島のメインビーチ

こちらは流れもなく穏やかで子連れでも安心


宿泊はアクアリゾートクラブ

私達は以前サイパンのヘビーリピーターの部類

でしたが、かつてのニッコーホテルや名鉄運営の

ホテル宿泊が多くアクアに宿泊したのは初めて。


ホテル予約サイトアゴダで出発2日前に予約。

サイパンでは珍しいコテージタイプのホテルです。


リピーター率が高いと口コミに書かれているのも

納得。満足度が極めて高いホテルでした。


現在のサイパンのホテルは日系ホテルが撤退し

ほとんどが韓国か中国の運営になりましたが、

ここは希少な日系ホテル。だから細やかな配慮を

感じるのでしょう。


プールもこじんまりしてますが、上質な空間。

プールバーの飲食が想像を超える美味しさ。


サイパンの中心、ガラパンとDFSの風景

以前より観光客が少なく閑散としています。

サイパン旅行は自然と田舎を楽しむもの。私達には

ショッピングは必要ありませんが、ビーチと

都会両方を求める人からはサイパンは選択肢

から外れてしまうのでしょう。


ショッピングは必要ないと言いましたが、

マニャガハに行く途中にガイドさんが寄って

くれたローカルスーパーはとても面白かった。

(マニャガハ送迎ガイドさんもツボを良く押さえて

いらっしゃる)

ジョーテンやABCストアには無いような

チャモロ伝統食もあって私達好みなのです。


2022年秋に新規就航したユナイテッド航空

成田-サイパン便は週3回運航。

機内の客層が圧倒的にアメリカ本土から成田経由で

サイパンに向かうビジネス渡航者であったのには

驚きました。まるでアメリカ国内線みたいな客層!

(思わず何の需要なのか聞いてみました)


日本人観光客は少数で、家族連れ、カップル、

女子旅、ダイバーと多様でしたが、皆さん

ツアーではなく個人手配が圧倒的でまだまだ

かつてのように手軽に行けるリゾートではない

ようです。


娘も楽しい夏休みの思い出がつくれました。

久々にサイパンの素晴らしさを再認識。

サイパン旅もこれからゆっくり更新します。



(為替銀行レート 1ドル145円)


2023.08 サイパン