グアム最終日のランチはホテル近くのテリーズローカルでチャモロ料理です。
チャモロ料理はグアムやサイパンなどのマリアナ諸島の料理で、フィリピンを中心とした東南アジアやスペイン、アメリカの食文化に、太平洋戦争時に日本が持ち込んだ醤油が融合した料理と説明されています。
チャモロ伝統料理をそろえたフィエスタプレート
スペアリブ、チキンケラグエン、エビの揚げ物、パンシット(フィリピン焼きそば)レッドライス
BBQ一般はフィリピンと同じく、甘い味付けです。フィリピンでは何とコカ・コーラを隠し味にしているものもありました。
レッドライス(プレート左上)はアチョーテの実で色付けしたご飯で、見た目に反して特に味はなくて辛くもありません。アチョーテの実は殺菌作用があるそうで、蒸し暑いグアムの気候に適している調味料だと思います。
プレート右上にあるケラグエンはグアムやサイパンでよく出てくる酢やレモンを使ったマリネ料理です。具材はいろいろな肉や魚を使います。サイパンでは生のマグロのケラグエンを食べたことがあります。
パンシット(プレートのいちばん上)はフィリピンでもよく見る焼きそばですが、グアムではビーフンを使うようです。
プレートの一番左にあるのはフィナデ二ソースで、醤油ベースに玉ねぎ、酢、レモンを入れたもの。グアムの食生活になくてはならないソースです。
キッズプレートはBBQチキン レッドライスとパンシット添え。この組み合わせは6歳の娘にも好評
カドゥンピカ
ご飯によく合うココナッツミルクで煮たシチュー風の料理で島唐辛子が入っていてやや辛いです。ABCストアではお土産にグアム産の唐辛子ペースト(Pika)の瓶詰を購入しました。
グアムで製造されたピカの瓶詰め
テリーズローカルはホリディリゾートホテルから徒歩2分程度。地元の人でにぎわうチャモロ料理のお店です。
この日の午前中、娘はビーチでシュノーケリングの練習に没頭。タモンビーチは遠浅で波もなくシュノーケリングの練習には向いています。
娘は魚の群れに夢中で、浅瀬なのに大きなマンタが横切ったのにはびっくり。
ヤドカリや大きな蟹も見つけました。
午後は雨になり、時折激しく降ってきました。非常に蒸し暑いです。
チェックアウト後に、隣のフィエスタホテルも見学。
グアム 2019年11月