2022年にTVアニメ化された、
人気漫画『SPY×FAMILY』初の劇場版。
以前から、この作品を、
大きなスクリーンで観たいと熱望して、
やっと実現した期待作!。
原作漫画の常連さんにはもとより、
アニメも原作も見た事ないって言う人も、
初見から楽しめる、構成となっています。
架空のある国で、紛争勃発の危機を、
回避させる為に立ち上げられた、
秘密のプリジェクトを遂行させるべく、
即席の偽家族を作ることを命じられた、
敏腕スパイの”ロイド"と、
人の心が読める、
超能力者の小学生の女の子、”アーニャ”。
闇の世界では、凄腕と恐れられた、
暗殺者の女、”ヨル”と、
予知能力のあるイヌ、”ボンド”、
原作の設定は、こんな感じで、
劇場版では、先日終了したTVアニメを、
引き継ぐ形でストーリは進行します。
ある日、諜報員のロイドは、上からの命令で、
担当を変更され、代わりに無能な男が任命される。
その頃、イーデン校で、数日後、
調理実習の授業が行われることを知ったロイドは、
校長の好物である、フリジスの伝統菓子を、
アーニャに作ることを提案。
本場の味を確かめようと、一家は、
家族旅行を兼ねて、フリジス地方へ向かう。
ところが、風光明媚な田舎町で、
不穏な動きが起こり、本場の伝統菓子を、
家族で楽しもうと訪れただけなのに、
一家がハプニングに巻き込まれ、
フォージャー家は、大ピンチに陥る・・・。
原作者の遠藤達哉が、監修に携わった、
完全オリジナルエピソード。
監督は片桐崇、声の出演は江口拓也、
種崎敦美、早見沙織、松田健一郎など。
主題歌は、Official髭男dismの、
“SOULSOUP”。
時代設定は、1960年代の、
架空のヨーロッパの国。
大戦が終了した、東西冷戦時代。
平和に見える両国の関係も、水面下では、
保守勢力が、再び紛争の計画を始めていた・・。
TVシリーズの、南のリゾート地とは一転して、
架空の国の、風光明媚な美しい冬景色が、
映画公開される、クリスマスの時期に、
ピッタリで楽しそう!。
もともと大人気の漫画で、
アニメのクオリティーも高く、
音楽も有名アーティストが担当とあって、
以前から、大きなスクリーンと、
音響設備の整った、劇場版で観たいと、
堪らなく熱望していた作品でしたので、
願いが叶って、最高でした!。
映像は美しいし、アニメでしか表現できない、
迫力のある、リアルな戦闘シーンはあるし、
お約束のギャグと、バイオレンスの、
バランスも良いし、大人も子供も、
TVアニメシリーズを知らない人も、
楽しめる映画でした。
アーニャとロイドは、最強のコンビ!。
家族それぞれ、人に言えない秘密を抱え、
それでも、お互いを気遣い尊重し、
血の繋がっていない、
偽りの家族だからこそ、
深い絆で繋がっている。
そして何しろ、声優陣が良い!。
レギュラー陣はもとより、
大物声優の”銀河万丈”さんが、
キリリと作品を引き締めてくれる!。
そして、私の好きな声優さん、”千葉繁”さんも、
アニメ史上、最も美しくお下品なシーンで、
場を盛り上げ、笑かしてくれました!。
子供たちは、こう言うの大好き!。
ヨルさんでも苦戦する、
シリーズ最強の強敵も出てくるし、
相手にとって、不足なし!。
伏線も引いてあって、気づかず観てると、
唐辛子の様に、後でピリッと効いてくる、
心憎い演出が、さすが、只者ぢゃない!。
ヨルさんの、”んっパ!”がカワイイ!。
これはもう、観るっきゃない!。