子供たちは、ホント、
チョコレートが大好き!。
そしてクリスマスの季節に、ぴったりの映画!。
世界的にヒットした、
『チャーリーとチョコレート工場』の、
誕生秘話が明かされるファンタジー。
母と共に夢に見た、美味しいチョコレートを作る、
店を出そうとするウォンカは、
一流の職人が集まる、チョコレートの町を目指す。
しかし、不思議な魔法のチョコレートを生みだす、
ウォンカの才能は、カルテルの妬みを買い、
ウォンカは邪魔をされながらも、
仲間とチョコレート工場作りを進める物語。
『チャーリーとチョコレート工場』を築く、
ウィリー・ウォンカの若き日と、
彼の生い立ちと、仲間との出会いを描く。
監督は、『パディントン』シリーズのポール・キング。
出演は『DUNE/デューン砂の惑星』の、
ティモシー・シャラメ、ヒュー・グラント、
オリヴィア・コールマンら。
ミュージカル作品とあって、女性客が多い。
イケメンのティモシー君の美声と、
『砂の惑星』で見せた、
シュールな演技とは違い、
希望に溢れた夢見る青年を、
コミカルに演じた。
子供向けの映画なので、
吹き替え版の時間割が多く、
日本の声優さんも頑張ってますが、
やはり、オリジナルの歌が聞きたいので、
字幕版を鑑賞しました。
さすが、『パディントン』の監督、
おもちゃ箱を歩いっ繰り返したような、
明るくキュートなミュージカル。
傘の花が咲く、ダンスシーンや、
チョコを食べると、体が浮いたり、
コンパクトに収まった、
持ち運ぶ出来るチョコレート工場など、
遊び心満載で、見ていて楽しい!。
ウォンカの店も、夢いっぱい、
華いっぱいのワンダーランドで、
日本の桜の木が美しかった!。
このあいだ観た、『翔んで埼玉』でも、
パロディーにされていた(笑。
ヒュー・グラントの、ウンパルンパが、
コミカルな要請を演じ、
どこかで見たような人が、
出ているなと思っていたら、
あの『Mr.ビーン』の、
ローワン・アトキンソンが、
癖のある悪役を演じている!。
しかも、セリフ喋ってるのにびっくり!。
他にも、どこか憎めない悪役で、
いい味出してた面々。
日本もそうだけど、保守歴な爺さん達が、
若者や庶民の頭を押さえ、
夢や希望を持つ事を禁止する、
イギリス社会を批判していますね。
メルヘンチックに包まれた、
最高級のミュージカル。
観終わってなんだか、
チョコレートが食べたくなりました!。